貴方と私のもしもの御伽【鬼滅の刃】

もしも熱を出したら【鬼舞辻無惨】 ページ9

魔術師@銀河さんリクエストありがとうございます！


※おそらくカッコイイ無惨はいません

鬼が風邪にかかるってイメージなかったんで
藤の花の毒でダウンしてるってことにします。

(しのぶちゃんが作った毒で他の鬼狩りがAちゃんやった設定です)
分かりにくくてごめんあそばせ！


.






『ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...』





鬼舞辻｢これは…藤の花の毒か｣





クソ……妙な毒を作ってくれたものだ

確か薬学に精通した柱がいたな……

これはそいつの毒か…



『ごめん無惨……次こそは…』




鬼舞辻｢言い訳はいい。さっさと毒を分解して回復しろ｣




『(ビキッ)』





は？何この人、一応私あなたの恋人何ですけど？



フツーなら心配してくれてもいいんじゃありません？



きっとこの人にとっては恋人でさえも"青い彼岸花"を探すための道具なのだろう



そう思うと、好きになった自分がアホらしくて



それでも嫌いになれない自分が憎たらしくて


どうにも表せない感情が目から溢れた………





鬼舞辻｢おい。なぜ泣いている｣





『ﾋｯｸ…五月蝿い……冷酷鬼にはわかんないだろうよ……』




鬼舞辻｢………はぁ…｣




しばらく泣き続けていると無惨は私の涙を拭って

ひんやりとした唇が私の唇に覆いかぶさった



『んっ………な、なにを/////』





鬼舞辻｢A…私がお前を道具にしか思ってないと本気で思ってるのか？｣




『えっ？』



滅多に私の名前を呼ばない彼がそう言った


あ、そうだ、こいつ思考が読めんの忘れてた←






鬼舞辻｢ほほう……相当私をバカにしてくれてるようだな｣




『いや、そういう意味じゃなくて……！』




鬼舞辻｢私はお前に随分と愛を注いできたつもりだったが………

それが分からないのなら今からもう一度教え込ませてやる｣





『え、いや、結構ですので、あっ！ちょどこ触って/////』





鬼舞辻｢休めると思うなよ？藤の花よりもドロドロに溶かしてやる｣




.







.






.





その後、私は回復したが

かわりに1週間近く無惨に"愛"をドロドロに注ぎ込まれ続けた

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