八百屋のイケメン君 ページ8
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どっさりといろんな袋が車の中に積められた。
____ 大変申し訳ないです。
全部私の私物になる予定のもの。しかし、なんであんなにあんずのお母さんはお金が出てくるんだ、とはいいつつセ−ルしている所が多かったので、私は安い値段のものを選んだ。
5000円のものが1500円で買えるなんて、なんて運がいいんでしょうと思いながらも必要最低限のものは買ってもらった。
この後夕飯の買い出しとあんずの迎えということで、 先に車で夕飯の買い出しに向かった。
車をとめ、商店街に入っていった。
「すごい、 人結構多い…」
「商店街が潰れてく中で、ここの商店街は地元の人に大人気でね近くに大きなショッピングモールとかも無いからさ。いっつもこんな感じなんだよ」
私のところは商店街はほぼシャッターが閉まってるよ。 すご、すご。 ____ ああこれ夢だった。
でもあんずの家で一眠りしたけど、一向に目覚めないしこれほんとに夢なのかな。
「(考えるのやめよ。夢でも現実でもとりあえず今の生活と帰る方法が優先…)」
頭はそんなにいいわけではないし、っと言い訳をつけて考えることをやめた。
「ねえ、Aちゃん。野菜炒め好き?」
「え?…はい、野菜炒めは週に1回は食べてました」
「あら、そうなの?今日は野菜炒めにしようと思うから… ここが八百屋よ。」
「八百屋さん… 」
「ここには、夢ノ咲の子が居るのよ」
「…そうなんだ」
学院近いからって理由とかで来てそう。 すぐそばだし。 あんずのお母さんが野菜を選んでいると、イケメンさんが八百屋さんに入っていった。
しかも、あんずと同じ制服。
「(もしかして、あの人がさっき言ってた人かな?)」
それにしても身長高くない? 私に分けて欲しいぐらいかも。 なんて思いながら、私も野菜選びを手伝った。
料理は基本したことがこの歳でほぼ無い。 不器用なものでして、 卵焼きぐらいならできる程度。 どれが新鮮で美味しい野菜なのかよく分からなかった。
「…あの、」
「はい?」
声を掛けられたので振り向くと横にめちゃくちゃイケメンな男の人がいた。 あれ、この髪型さっき見た気がする。
「… これ、」
イケメンな男の子の指の先には先程あんずのお母さんに買ってもらった、いわゆる、ゆるキャラのストラップだった。 財布を買ってもらいそこに付けた。
「これが、何か…」
「か、可愛いっすね…」
____ もしかして、この人は可愛いものが好きなのかな?
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あ〜ちゃん(プロフ) - 前作から見させて頂いてました！とても面白かったです！Tao音さんの表現やストーリー性が好きです！誠にご勝手ながら今作も期待しております。更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年4月1日 20時) (
レス) id: ec51d54417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tao音 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月1日 20時
