海洋生物部 ページ30
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「かいようせいぶつぶぶちょうの" 深海奏汰 "です〜♪そして、こっちが" 薫 "で、こっちは" 颯馬 "です〜♪」
深海先輩が羽風先輩と颯馬と呼ばれる子を紹介してくれた。颯馬という子はネクタイが青なためタメである事は間違いないみたい。 けど、刀持ってる人初めて見たな…。
そんな事を呑気に思っていると、羽風先輩と目が合った。
「ごめんね、Aちゃん。さっきはかっこ悪いところ見せちゃって」
「いえ、刀向けられたら誰でも怖いですよ…」
「だってよ、颯馬きゅん」
颯馬きゅん…？なんとも、可愛らしいあだ名で呼ばれてるな、この颯馬さんは…。
「… 先程は刀を向けてしまって申し訳ない。」
「大丈夫ですよ、多分さっきの言葉的に羽風先輩 も少しは悪いんでしょうし」
「…ああ。あやつは何時も我を苛立たせる事をしてくる。特に今日は許さんぞ」
「… 何したんですか羽風先輩…」
颯馬さんめちゃくちゃ怒ってますよ。 深海先輩の隣にいる羽風先輩をずっと睨んでいる。綺麗なお顔が…。 私もこんなに怒ってる人を見たら羽風先輩に何か原因があるんじゃないかと思い始めた。
「ええ、Aちゃんまでそっちの味方になっちゃうの〜？」
「颯馬さんが怒ってる理由に納得した次第にはそうですね」
「羽風先輩は、我が楽しみにしていた寿司を食べてしまったんだ…」
「… 羽風先輩、それは駄目です」
「え、ち、違うよ！！」
颯馬さんが可哀想と、それを羽風先輩に伝えるようなそんな目で見た。羽風先輩はとても焦っているようだった。
「羽風先輩、ドンマイですね」
「あんずちゃん！？」
「ははっ、」っと作り笑顔なあんず。 そして顔はさっさと部活始めてくれないかなって言っている。つまり話が長いといいたいみたい。
この後色んな部活をまわるから早くしてほしかったんだ。
「…ふふ、おはなしはおわりましたか？」
深海先輩が大きな水槽付近で私達に声を掛けた。 大きな水槽にはどでかい海亀がいた。
「それでは、きょうはすこしのあいだですけどおさかなさんたちをしょうかいしますね♪」
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あ〜ちゃん(プロフ) - 前作から見させて頂いてました！とても面白かったです！Tao音さんの表現やストーリー性が好きです！誠にご勝手ながら今作も期待しております。更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年4月1日 20時) (
レス) id: ec51d54417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tao音 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月1日 20時
