【ゾム】愛する人は先輩で戦友で戦闘狂【男主】

十五話 ページ16

「飲んだら？多少楽になるし」

『あ。ありがとう』

「ん」

俺はそれを貰って口に含むと、ゾム先輩は席に着き次は白い服の黒髪の人が口を開いた。


「一ついい？代償って？」

『……えぇ、と…。独学の魔法なら疲労するだけで、教えられた方は…寿命』

「うわぁえっぐ、」

「なあ、その魔法は誰から習ったん？」

『誰から、というか本ですね。古い物でしたけど、使われた形跡は有りませんでした』

頭の中で思い浮かべ、俺は詳しい内容を伝える

取りに行けるけれど魔法は禁止だし、距離も遠い。

というかもう燃えてるかな…




「成る程。大体は分かった。トン氏、」

「大丈夫やで。撮れてる」

「よし。では、この会議を終わろう。各自、仕事に戻ってくれ」


グルッペン総統の合図で各々が返事をして席を立つ

意外にこの辺は自由なんだな…





「Aくん、遅くなったけど挨拶しとくわ。どうも、鬱です。」

『…うつ？』

「あー、Aくん？コイツは大先生とかゴキブリとか適当でいいから。で。どうもシャオロンです。」

「兄さんです」

「オスマンめう〜」

「…え、ひとらんらん」

『ちょっと待って、目配せで回していくと覚えらんないんですけど。』


右の人が鬱？先生？で、さっき質問したシャオロンさんに…

「Aー！！！！何か食べやへん？」

顔と名前を照らし合わせて覚えている途中で、シッマから呼ばれ俺は即答で答えた。


『食べる！』

「よっし！！！」


「え、そっち行くぅ！？」

「食に負けた…」
「アホ、食が勝つに決まっとるやろ」


当然ですよねぇ？トンさん。

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