29話 〃＆他side ページ31
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『えへへ、他の女性にそんなこと言ったらダメですからね。すぐ惚れられちゃう』
zm「安心してや、俺にはお前しか見えへん」
そう言いつつAの頬にキスをすると、白い頬を少しピンク色に染めて幸せそうに微笑んだ。……その笑顔を見るだけで胸が締め付けられる俺は、とっくに彼女という存在に堕ちてるんだろうなって思う。
『ふふっ……ゾムさん。雨、止みませんね』
zm「！……おん。俺は今暖かいで」
『おぉ、上手く返された……知ってたんですね』
zm「エーミールからこの前教えて貰ってん！」
ほのぼのとした雰囲気に、ずっとこの時間が続けばええのにってどれだけ思ったことか。外から聞こえる雨音は聞くだけで気分が萎えるのに、Aと居ればどうってことない。
好きな人ができるって幸せやなぁ…絶対俺だけのものにする。……子供は3人欲しいからな、うん。
???side
「はぁ……甘いもの不足めう！」
「しょうがないじゃん。この国のスイーツは口に合わないんでしょ？なら1週間我慢して。」
だって、どのお店もクリームが甘すぎて胃もたれしてまうわあんなん。仕事がなければ絶対来おへんこんな国…。
先週いきなりグルッペンから人気店のフルーツサンドを条件に仕事を頼まれた。隣にある国の調査なんやけど、別に外交ではないから最初はめっちゃ反対したで？面倒臭いし。けど、あれがあるなら話は別や。
「それで、少しでも情報は集まったの？マンちゃん」
os「そうやねぇ、確定じゃないけどあと1週間もあれば叩き潰せるくらいにはなるかなぁ。まさか、吸血鬼反対派のトップが本物とは誰も思わへんやろ。あ、ひとらん。そこの書類とって」
ht「パシるなよ、ほい。……そういえば、今俺らの代わりに新しい女性が入ってきてるらしいよ？」
os「へぇ！何それ、美人さんかな？」
ht「大ちゃんが言うには大当たりだってさ」
たたでさえ幹部には男しかいなくてむさ苦しかったから可愛い女性がいると聞いて少しだけやる気が出た。はよこんな面倒事終わらせて帰ろ。そしてその子とお茶会したいめう〜♪
os「やっぱり、吸血鬼はこの世から消え去るべきやと思わん？ひとらん」
ht「言わなくても分かるでしょ。だからここに俺らがいるんだからさ？」
俺がいちばん大っ嫌い、いや…憎んでる奴らを少しでも早く消すために情報が詰まった書類を眺めては作戦を立てるのであった。
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
