10話 ページ11
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やばい、やりすぎた。そう思っても時すでに遅し。目の前にはピンクの瞳をギラギラとさせたロボロに壁ドンをされている。
『ロボロ、もう授業始まって＿』
rb「童帝やからって舐めすぎちゃうか？」
『待って、ごめん。私が悪かったからとりあえずみんなの所に戻ろう？』
rb「んふっここまで来てて戻すと思う？」
『ロボロくん優しいからなぁー』
rb「このまま俺とサボろうや、なぁ？」
いい声で私の耳の傍で呟いてくるもんだから、嫌でもぴくっと身体が反応してしまう。そんな様子を見て満足そうに微笑むんだから心臓に悪いんだ。
ロボロは私のジャージのファスナーを下ろすと、首元についた赤い跡を見つけたのか眉間に皺を寄せてじーっとこちらを見つめてくる。
rb「見せつけかこれは？」
『ヤキモチ妬いて欲しくて』
rb「年中無休妬いてますけど、その件についてどう思います？」
『大好きだなぁって』
rb「っ…はぁ！もう、そういうとこやねん…」
そう言って悲しげな瞳でこちらを見つめてくるロボロの首元に顔を埋める。彼は私の行動に驚いたのか固まってしまったので、そのまま首筋を少し舐めてから吸い付いた。
何度がしたら綺麗なキスマークがついたので、ジャージの袖で拭ってから彼の顔を見上げると、いつの間にか雑面をつけて震えながらこちらを見つめてくる。
rb「おま…お前何してんねん！！」
『私のだよって印付けといた』
rb「いや、普通こういうのは男がつけるもんやろ…」
『そうかなぁ？でもね、私が誰かにキスマーク付けるのはロボロが初めてなんだよ？』
ペラっと雑面を捲って彼に微笑みかければ、嬉しそうに顔を緩ませながらギュッと抱きしめられる。耳元で機嫌良さそうにふふっと笑う声が聞こえてきてこちらまで口元が緩む。
知ってる？ロボロのファンってほかのメンバーよりリア恋の人が多いんだよ。
君は優しいから話しかけられたら話す。そうしたら憧れだけじゃ止まらなくて、付き合いたいって欲が生まれちゃうの。
だから、わざと隠しづらくて他の人に見えやすい所につけたんだよ。ほかの女に規制をかけるためにね。
こういうことをするのは私だけでいいんだよ。彼女なんか作らなくていいの。私がして欲しいことを全てしてあげるから。
だって、私より可愛い人なんて居ないでしょ？
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かみぶくろ - こねまるさん» スッ(お金払います)神作品…ぐふっ (2021年5月6日 23時) (
レス) id: cb17226bb5 (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - 凍てつく闇さん» 素敵なコメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しい限りです(TT) (2021年3月14日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
凍てつく闇(プロフ) - え、超好き。この系統の話は中々見かけないので斬新に思いました!とても面白かったです! (2021年3月8日 5時) (レス) id: fb05f8f52b (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最後の方の泣くところ案外ピュア…？？とか思ったけどやっぱり腹黒夢主は最後まで腹黒夢主でしたね！ここまで腹黒なのは清々しいです！wめっちゃ面白かったです！ (2021年3月7日 23時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - 案山子の色さん» 案山子の色さんはどの作品でも暖かいコメントをして下さっていて感謝しかないです…!!私もほんとらぶです(^-^)これからも期待に添えるよう頑張ります!! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2021年3月5日 21時
