僕の手を握って笑ってよ〜韓国編1〜【BTS】 (ページ6)

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9-2 誰でもいいわけじゃないページ6

RM「ここが俺の部屋」

部屋に入るとすぐにナムジュンが、切り出した。

RM「マネージャーの件、まだ、考え中？」

チカ「…うん」

リーダーのナムジュンだけには、マネージャーから話が伝わっている。

チカ「私にマネージャーなんて務まるのかな…」

RM「まぁ、絶対にチカじゃないとダメってことでもないけど、誰でもいいという話でもないからね」

ナムジュンは、チカにプレッシャーをかけない為にそうは言ったが、

RM「今までの俺達には権限っていうものがほとんどなかったけど、これまでの貢献度から言ってもマネージャーを選ぶ権利位はあると思うよ。俺はチカがマネージャーになってくれるって言えば大歓迎だよ」

チカ「ナムジュン…、駆け出しの頃のあなた達を応援してた頃とは状況が違いすぎるし…、私が必要だって理由がわからなくて」

RM「じゃあ、話は変わるけど、皆が、チカにおもてなしをしたくなる理由は分かる？」

チカ「うーん、皆、いい人だから？」

RM「まぁ、それも少しはあるけど、チカが日本でいつも一緒にいてくれることが皆にとってどれだけ重要かってことが、今回のおもてなしに現れてると俺は思うよ」

確かに日本のスタッフは、チカだけではなく、沢山いる。

その中でも、自分だけがこんなに大事にして貰えるということは、メンバー達から愛されている証拠である。
　

チカ「皆にとって私は…」

RM「唯一無二の存在だよ。チカの代わりはいない」

チカ「ナムジュン。そんな風に思ってくれてたんだ」

RM「もちろん。リーダーとしてグループに必要だって判断してるし、個人としてもね」

チカ「ありがとう、ナムジュン」

グループの事に関しては何かと慎重なナムジュンにそう言われるということは、本当に彼らに必要とされているに違いない。