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レイside
『レイ....レイ・ファリッド...あ，あった』
掲示板に張り出されているクラス分けの紙
この学園は広いようで1学年7クラスもあった
多すぎる
私は1-4の張り紙に名前が書かれていた
真ん中のクラスだから良くも悪くもない
早速教室へ足を運んでみることにした
『....ぉはようございます〜...』
そっとドアを開けて小さな声で挨拶をする
数人がこちらを見た瞬間絶望の色に顔を染める
「うっわ最悪」
「マジかよお....」
『.....』
居心地が悪すぎる
黙って自分の席に移動して座ろうとするとそこにはヒロイン基リリーがそこに居た
『....あの』
「？はい！何でしょう...あ，黒い火花の魔法を打った人」
『は？あ，いや，そこ，私の席なんですけど』
危ない口が悪くなるところだった
じゃなくて
「黒い火花の魔法を打った人」ってなんだ
私もうそんなふうに呼ばれるようになったのか
「え！？あ，あああすみません....！私の席隣でした！」
可愛いけど，煩い
急いで席を立って私の右隣に座るリリー
こんな近い席にリリーがいるなんて思ってもみなかった
いや，同じクラスなんてつゆほども思ってなかった
少し経つと徐々に人が集まってきた
その全員が落胆の声，嫉妬の声を出して自分の席に座って行く
時々「なんであいつが...」や「いい気に乗ってんじゃないわよ」や「ブスのくせに」などが聞こえた
そこに視線を送ると途端に別の話題に変わる
それを見ていた他の所が「うわめっちゃ睨むじゃん」，「こえ〜」と散々好き放題言う
そこにまた目線を送ると.....とエンドレスが続いた
『(別に好きであんなことになったんじゃねーって話だよ...っとに)』
聞いてて気持ちの良いものでもないので自然とイラついてくる
「ね，ねぇレイちゃん...？あんな言葉，気にしなくて良いからね」
『え』
突然横のリリーから声がかけられ驚く
「あ，ごめんね....余計なこと言った？でも，本当に気にしたらダメだから」
『は，はぁ...ありがとうございます』
凄い
こんなに噂されているのに物怖じともせず私に励ましの言葉をくれるなんて
でも貴女が私のこと「黒い火花の魔法を打った人」って言ったの忘れてないからな
「ところで，さ 後ろの席まだ2人分空いてるけど誰なんだろうね」
コソッと耳打ちされて後ろを見る
確かに2人分の席が空いていた
答えようとした時ガラッと教室のドアが開く
そこにいたのは
チーノとショッピだった
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明里香(プロフ) - 4話、府に落ちないじゃなくて、腑に落ちないです。 (7月29日 20時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
犬狼(プロフ) - 羊羹さん» ありがとうございます！！！ (2022年3月14日 20時) (レス) id: b6901ca988 (このIDを非表示/違反報告)
羊羹(プロフ) - 犬狼さん» おおお！！！お便り三通目！！ありがとうございます！つかわさせてもらいます！！ (2022年3月12日 16時) (レス) id: 4203492066 (このIDを非表示/違反報告)
羊羹(プロフ) - 瑛莉さん» コメントありがとうございます！！嬉しいです...照れる....((((お便りきちゃ〜！つかわさせてもらいますっっ (2022年3月12日 16時) (レス) id: 4203492066 (このIDを非表示/違反報告)
犬狼(プロフ) - お便り失礼します！！ペンネーム:空を飛びたい猫 内容:最近お菓子が美味しすぎて困っています。とくに抹茶は正義なんです。そこでもっと食べたい！ってことでおすすめのお菓子教えてください！あと、どんなお菓子ができて欲しいですか？ (2022年3月9日 18時) (レス) id: c28aaf5f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羹 | 作成日時：2021年12月29日 23時
