24 ※ ページ27
微ピンク注意
＿＿＿＿＿＿
レイside
『ちょ，ま，しんぺい神せんせ，ちかっ近いです』
「煩い 望んでんの君なのにいざとなったらヘタれるんや」
少しずつ近づいて来るしんぺい神
幾ら胸を押しても力に敵うはずもなく距離は縮まっていく
「早く言わないと本当に俺はするよ？」
『っ...だから！私は魔法なんて使ってないしらっだぁ先輩がああなったなんて知らないですってば！これでいいでしょ本当に使ってないんですよ！』
顔逸らして一生懸命説明するも退いてくれない
うそでしょ，なんでこうなったの
なんでこうなったんだっけ，そうだ，私が「分からない」って言った時からだ
恨むぞ過去の自分！！！！
「この期に及んでまだそんな事言えるんだ....」
『あ，ちょっ』
顔を掴まれ強制的に向かされる
妖しく光るスカイブルーの瞳と目が合った
『...！』
「あれ，赤くなった」
クスクスと笑うしんぺい神に殺意を覚える
顔が赤くなるのは当たり前だ
顔はいいんだから，そう顔だけは
「レイちゃんってなんか可愛い，こう苛めたくなるような雰囲気があるよねえ」
はっっやばい
もうなんか魔法のこととか関係なくなってる気がする
数秒後くらいにキスが待ち受けていると言うのに私はスカイブルーの目が綺麗だなと呑気に考えていた
パチッ
私の目としんぺい神の目の間に見たことのある火花がチラつく
『えっ』
「いっつ！？」
チラついた束の間，茶色の火花があの時みたいに一瞬だけ光り輝き散った
『いたい...』
「え，何？何が起こったんや」
『.....』
しんぺい神は周りを見回した後私と目を合わせる
その後何した？と聞かれた
『....しんぺい神先生こそ，私に何かしました？』
なんか，分かった気がする
火花が散った理由が
らっだぁの時と同じ状況で火花は散った
だけどらっだぁの時は黒だった
今回は茶色
私は一つある確信を抱く
「...なんで？」
表情こそ変わらないが微かに声が震えてるように聞こえる
『しんぺい神先生，私に魔法をかけて何をしようとしたんですか』
「っ！」
今度ははっきりと表情を変えた
「...いつから？」
『つい先程ですよ，茶色の火花が散った時』
「....」
しんぺい神の目は細くなり警戒する様に睨んでる
そんなしんぺい神に向かって私は微笑んだ
『先生知ってますか？7大魔法って其々に色が付いてるんですよ...例えば闇魔法は黒色なんです』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明里香(プロフ) - 4話、府に落ちないじゃなくて、腑に落ちないです。 (7月29日 20時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
犬狼(プロフ) - 羊羹さん» ありがとうございます！！！ (2022年3月14日 20時) (レス) id: b6901ca988 (このIDを非表示/違反報告)
羊羹(プロフ) - 犬狼さん» おおお！！！お便り三通目！！ありがとうございます！つかわさせてもらいます！！ (2022年3月12日 16時) (レス) id: 4203492066 (このIDを非表示/違反報告)
羊羹(プロフ) - 瑛莉さん» コメントありがとうございます！！嬉しいです...照れる....((((お便りきちゃ〜！つかわさせてもらいますっっ (2022年3月12日 16時) (レス) id: 4203492066 (このIDを非表示/違反報告)
犬狼(プロフ) - お便り失礼します！！ペンネーム:空を飛びたい猫 内容:最近お菓子が美味しすぎて困っています。とくに抹茶は正義なんです。そこでもっと食べたい！ってことでおすすめのお菓子教えてください！あと、どんなお菓子ができて欲しいですか？ (2022年3月9日 18時) (レス) id: c28aaf5f42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羊羹 | 作成日時：2021年12月29日 23時
