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チャコールグレーのカーテンから漏れる日はもう明るくて、Aちゃんの頬を微かに照らしてる。
幸せすぎて興奮してたのと、意外に甘えたで寂しがりやなAちゃんを一晩中腕の中から離したくなかったのと…
そしてAちゃんの寝顔があまりに可愛くて寝るのがもったいなくて、結局、俺が眠る事はなかった。
ジッと見つめる先はAちゃんの伏せられた目。
長くゆるくカーブした睫毛が穏やかな寝息に揺れる。
シャワーも浴びずにベッドに入り、そのまま寝ちゃったから薄っすらメイクが残ってる。
Aちゃんが起きたらシャワーを浴びるよなって思い…
女の子が必要なお泊りセットを買ってきてあげようと思ったけど、起きてひとりは寂しくて嫌って言ってたからコンビニに出掛ける事もなく…。
「…ん…。」
ん〜って目をギュッとした後で、ゆっくり瞼が上がってAちゃんの焦げ茶の目に俺の顔が映る。
「おはよ。」
って声を掛けると寝惚け眼のままふわふわとゆるく笑う。
それがもう途轍もなく…
「…可愛い…。」
「おはよ…翔くん。」
あぁ…これだよ…
夢にまで見た熱い一夜を過ごした後の『おはよう』。
これが見たかったんだ。
「Aちゃんが起きて最初に見るのが俺とか…幸せすぎる…また夢が叶った…。」
昨夜からの出来事が現実離れし過ぎてて、夢が叶ったって言うより夢を見てる途中なんじゃないかって…
「ふふふ。本当にいっぱい夢があるんだね。」
「うん…なんかあまりに幸せでどんでん返しないかって怖くなるよ。」
「大丈夫…現実よ？」
「ちょっとほっぺ抓ってみて？」
「もぉ…疑り深いなぁ…。」
呆れたように笑いながら布団から手を出して…
あ、しっかり胸の谷間が見えた…
昨日は暗くてよく見えなかったもんなって、男のサガでそこをガン見してるとほっぺが抓られ…
「痛っ。」
「えっち。」
睨むような視線が…。
それにしても手加減無しなのね…
お陰で現実って実感できたけど。
「シャワー浴びる？あ、その前に俺、コンビニ行って来るよ。欲しい物あるでしょ？」
「ううん。まだもうちょっとこうしてたいな。」
少し出ていた肩を布団に潜らせて俺の胸に擦り寄った。
あぁ〜幸せ…
Aちゃんが可愛くて幸せ。
思わずギュ〜ッて抱きしめると『ふふふ』って嬉しそうに笑う声が布団の中から聞こえてくる。
もう俺…
明日死ぬのかな…？
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
