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開いたドアの先にいたのはなんとも表現し難い負のオーラを纏ったイケメンで…
初めてAちゃんと一緒にいた時はもっと柔らかな雰囲気を纏ったイケメンだったのに…
視界に入れる相手次第って事か…。
まぁ…当然だろう…
コイツにとって俺は見たくもない相手だろうし…。
「やっぱお前か。」
舌打ち混じりに忌々しそうに言ったソウタ。
「やっぱ『何用？』」
何がやっぱりなのか聞きたかったけど遮られ…
俺よりも１５センチくらい高い位置から睨むように見下ろされ…
まるで蛇に睨まれたカエル…。
「人の話聞いてんの？何の用か聞いてんだけど。」
最悪だ…
いつかは越えなきゃならない壁で、どうやって認めてもらおうかって考えてた矢先に、何の考えもまとまってないうちに顔を合わせてしまうなんて…。
「Aちゃんの様子がおかしかったので心配で…。」
「ふぅん。まぁ…上がれば？」
「は？」
「だから上がれって言ってんの。夜中にこんな所で話してたら近所迷惑だろ？」
それだけ言うとスタスタと部屋の中に入って行くから、その背中を追うように遠慮がちに踏み入れた。
脱いだ靴をはじに寄せて『おじゃまします』と上がり、初めてキスして以来のAちゃんの部屋に、胸がドキドキと高鳴り緊張して…
これからのソウタとの話の事なんてどうでもいいってくらい意識はそっち。
あの日は玄関までだったし…
ソウタが出て来たって事はおそらく寝てる…。
無防備な寝顔なんて見せられたら俺もう………
写真撮っておこ…。
玄関から2、３メートルの廊下はおそらくバスルームがあるドアがあり、その先の部屋は薄暗い設定にされてるのか頼りない灯が漏れている。
その部屋に踏み入れると、右側に対面キッチンがあってテーブルソファ…
一番奥には薄いピンクだろうか…
薄暗いせいではっきりとはわからない色合いのシーツの布団がこんもりしてて、その中にAちゃんがいると確信した。
無事を確かめたくてそっちらに向かおうとするけど、
「あんた、大荷物だけど何買って来た？」
キッチンに立つソウタがそれを阻むように声をかけてきた。
「え…いや…とにかく色々…。」
俺の前まで来ると袋をひったくり中を覗き込んだ。
「不合格。」
袋を突き返され受け取ると、ソウタは『何もわかってない』って呆れたように言うと再びキッチンで作業を始めた。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
