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花子さんの手を取ると、
『え？』
松本と花子さんの声がして、花子さんを見ると驚いた表情で俺を見てる。
俺もハッと我に返り…
「あ！え？！…俺…どうして…？どうしよう？」
慌てて手を離して焦る。
もぉ〜…
こんな人の多い公衆の面前で何やってるんだよ、俺。
頭を抱えて項垂れるとふと見えたニノの面白そうに笑った顔。
アイツ…
確実に俺をオモチャにして遊んでんな。
「お前…誰？」
低く威圧的な声の主の方に視線を向ける。
つーか…
お前にお前呼ばわりされる覚えはないけど？
「システム管理部の櫻井翔ですが？」
「じゃなくて、福士さんの何って聞いてんの。」
バカにしたように鼻で笑うエリート松本は性格悪過ぎじゃね？
いくら自分がいい男で仕事できるからって、ほぼ初対面の人をあからさまに見下したような物言いをするか？
「花…Aさんとは友人ですが。」
「ただの友人？」
「はい…今のところは…ですけど。」
「ははっ。」
なぜ笑う？
「何か？」
「いや？身の程知らずっていうのはお前みたいな事を言うんだっていい見本になるなって。」
「は？」
コイツ…
言わせとけば言いたい放題言いやがって。
「とにかくお前は部外者。関係ないんだから口出すな。手を出すな。」
シッシッと犬を追っ払うかのように手を振る。
「あ、あの松本さん？」
間に挟まれてる花子さんがどうしようかと困ってる。
「Aさんが困ってる。口説くならPTO考えろよ。」
「うるせぇな。なんでお前に指図されなきゃならねぇんだよ。」
とうとう花子さんの目が泣きそうで、花子さんと松本の間に立って花子さんを隠した。
「どけ。」
「無理。」
「どけよ。」
「無理。」
「チッ。」
舌打ちをした松本が強行に出て手を花子さんに伸ばすからパチンと振り払う。
「お前…いい加減にしろよ。」
「それはこっちのセリフだよ。Aさんが好きなんだろ？なら好きな女の子泣かすような真似すんなよ。」
「そんな真似してねぇし。」
「お前が今した事で確実にAさんは困ってる。」
たとえ俺の彼女にならなくても、俺は花子さんの笑顔を守りたい。
その為になら俺は偽善者だろうが悪魔だろうが、何になってなってやるさ。
「それに今週末は俺と先約あるし。ね？Aさん？」
話を合わせてという視線を送ると花子さんは戸惑いながらも頷いた。
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さとち(プロフ) - イケイケ櫻井！花子さんの気持ちもちゃんと取り戻してイチャコラしちゃって〜(*´∀｀*)次章も楽しみに待ってまーす(*^^*) (2019年2月28日 23時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - ニノありがとう〜(^^) さあ！ 翔くん がんばれ！ (2019年2月28日 23時) (レス) id: 23157fd9ed (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 岡田っちと文乃ちゃんがメインで番宣しそうですよね、、、ゴチには圭ちゃんもいるので堂上班男子メンバーで集まってほしいですがむりですかねえ、、、むげにんは出てましたね！淡い期待は抱いておこうと思います！(笑) (2019年2月28日 20時) (レス) id: fce84e79e3 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - しょうくんさん» これからが本場です。次章もお付き合いよろしくどうぞ。 (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ともさん» やっぱJはこうでなくっちゃです（笑) (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな | 作成日時：2018年11月5日 21時
