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高速を飛ばし、やってきたのは港町横浜。
車を停めて急いで助手席側に回るも、花子さんはその間に車から降りていて。
男としてエスコートしたい俺がガッカリすると、
「そんな気を使って頂かなくても大丈夫です。」
って困ったように笑う。
「いや…でも…。」
「櫻井さんが疲れちゃいますよ？」
そう言って花子さんは俺の前に立ち右手を差し出した。
その行動の意味がわからず首を傾げると、ちょっと照れたようにはにかんで…
「…エスコートしてくださいますか？」
って…。
もぉ…
なんなのこの子。
本当の本当に可愛い。
もぉもぉ…大好きだ〜って俺の全部が叫んでる。
俺の気持ちをいとも簡単に汲んでくれて、そして尚且つ男を立てて喜ばせる術を知っている。
きっと確信犯的なものじゃなくて、素でこの子はこういう子なんだろうな。
やっぱ俺の目に狂いはなかった。
外見だけじゃなく中身もサイコーに可愛い女の子。
差し出された白く繊細な作りの手をそっと握ると、花子さんも俺の手を握り返してくれて。
「…櫻井さんの手って…。」
「えっ！手汗すごいですか？気持ち悪いですよね？！ごめんなさい！」
焦って離そうとした手をキュッと握られ…
「いえ…そうじゃなくって…。」
「…え？」
「男の人らしい手なのに綺麗で…好きです。」
照れたようにはにかみながらそう言った花子さん。
俺は俺で卒倒しそうなのを必死で堪える。
好きだって…？
花子さんが俺を好きだって…？(手だけどね？BY二宮)
花子さんが、花子さんが！！
俺を好きだって！！(だから手だよ！)
俺…幸せ…
今、この瞬間に死んでもいい…
この世に一片の悔いナシ！
あ、嘘吐いた…。
まだ花子さんとしたい事いっぱいあったわ。
ギューとか？チュッとか？……うん、色々したい。
「…櫻井…さん？」
嬉し涙を堪えて何も言わない俺を不安そうに呼んだ花子さんの手を引き歩き始め…
「お腹空いたでしょ？ご飯食べましょう？」
「…はい。」
「先に言っときますけど、今日は俺がお支払いします。させてください。」
「いえ！それではお礼になりません。」
花子さんにお礼にご飯でもって予め言われてたけれども、デートプランを丸投げしてもらった以上、そしていい年した男としてそんなカッコ悪い事はできない。
そこまで俺は無知じゃないし落ちぶれてなんかない。
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さとち(プロフ) - イケイケ櫻井！花子さんの気持ちもちゃんと取り戻してイチャコラしちゃって〜(*´∀｀*)次章も楽しみに待ってまーす(*^^*) (2019年2月28日 23時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - ニノありがとう〜(^^) さあ！ 翔くん がんばれ！ (2019年2月28日 23時) (レス) id: 23157fd9ed (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 岡田っちと文乃ちゃんがメインで番宣しそうですよね、、、ゴチには圭ちゃんもいるので堂上班男子メンバーで集まってほしいですがむりですかねえ、、、むげにんは出てましたね！淡い期待は抱いておこうと思います！(笑) (2019年2月28日 20時) (レス) id: fce84e79e3 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - しょうくんさん» これからが本場です。次章もお付き合いよろしくどうぞ。 (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ともさん» やっぱJはこうでなくっちゃです（笑) (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな | 作成日時：2018年11月5日 21時
