第16話 ページ17
鏡夜「A、ご飯は?」
A「んー、先にお風呂入る。」
鏡夜「そうか。じゃ、また後でな。」
A「うん。」
鏡夜と別れ、ウィッグを外す。
シャーーッ…キュッ…
濡れた髪を拭きながら、ダイニングに向かう。
その途中、ピンクのワンピースを着たハルヒがいた。
A「ハルヒ…?」
ハルヒ「え?…えっと、誰ですか?」
ハルヒは、俺の姿を見て、首を傾げた。
A「ちょうど良かった。
そろそろ、打ち明けようと思ってたから。」
俺は、ハルヒを壁ドンした。
ハルヒ「え?ちょっ、ちょっと!」
A「俺は、東雲Aだ。」
ハルヒ「え?えぇ!?」
A「ククッ)そりゃ、驚くだろうな。」
ハルヒ「だって…」
A「まぁ、いいか。これからもよろしくな。」
俺は、背を向けて、部屋に戻ろうとした。
ハルヒ「先輩、ご飯…食べないんですか?」
A「あぁ。鏡夜にいらないって言っとけ。」
夜中、雷で目が覚めて、ダイニングに向かう。
A「え?」
ダイニングには、光、馨、ハニー先輩、モリ先輩がいた。
光「A先輩!」
馨「その姿、久しぶりですね!」
ハニー「あのね、今ハルちゃんとタマちゃんが話してるの!」
A「へぇ。んで、鏡夜は何してるの?」
俺は、蟹を食べている鏡夜を見た。
鏡夜「見てわからないか?蟹を食べている。」
光「鏡夜先輩、夕飯めっちゃ食べたのに。」
A「ふ〜ん。」
俺は、ニヤッと笑った。
そして、朝。
俺は、ウィッグを被り、ワンピースを着て、環達のところへ行った。
環「A!おはよう!」
A「おはよう。環、ハルヒ。」
私は、ハルヒに微笑んだ。
ハルヒ「あ…おはようございます…」
ハルヒの顔が引きつっているのが分かる。
A「ん?どうしたの?」
私は、ハルヒの肩に腕を乗せた。
ハルヒ「あの…えっと…」
A「今度から、お前で遊んでやるから。」
ハルヒの耳元で、そう囁く。
環「おーい!ハルヒ!A!行くぞ!」
A「行こ、ハルヒ。」
私は、ハルヒの手を取って、歩き出した。
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黒兎@文ストマジ神。 - 面白い。なんでもっと評価上がらないのっ!このなに面白いってのに。作者さんこの作品を作っていただき有り難う御ございます!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2018年8月13日 9時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺の花 | 作成日時:2018年6月10日 11時