鋏がじゅうはち。 ページ22
あんなに流れていた涙も、アジトにつく頃には止まっていた。
レッタはホルマジオの腕の中ですやすやと気持ち良さそうに寝息を立てていた。
私はホルマジオに｢ありがとう｣と言い、レッタを自分の部屋に寝かした。
天使のような寝顔の彼女の頬にキスをして、私はリビングへ向かった。
ﾘ｢…皆、ご苦労だった…カルメラ、あの娘について話してもらおうか｣
『うん。まず、私が標的をやった後……』
私はレッタについて話した。
彼女の両親が標的だったこと。
１人取り残されてしまったこと。
両親がもういない事実を知らないこと…。
どこか私の過去に重なる気がして仕方なかった。
ﾘ｢成る程…｣
ﾌﾟ｢しかしカルメラよぉ……ここは託児所じゃあないんだぜ。だから俺らじゃあ面倒見きれねぇしよぉ…｣
ｷﾞ｢プロシュートの言う通りだわなぁ…可哀想だけどな……｣
『で、でも！彼女には両親がもういないんだ！私たちの手で始末した……』
ｲ｢…亡くなるべき命だったわけだがな……｣
『だぁぁぁぁ……もう！どうすればいいのよ！？？』
私がむしゃくしゃしてそう叫んだ時、リゾットが｢お前ら、落ち着け｣と静かに言った。
『…悪い、リゾット』
ﾘ｢いや、いいんだ……ひとつ、提案がある……
この組織に凄腕の情報屋がいるだろう？そいつにレッタの親戚を探させるというのは…どうだ？｣
ﾒ｢…彼女の親戚なら面倒見てくれるだろうからか……｣
ﾘ｢そうだ。それに…こんな所にスタンド使いでもない娘を置いておいても可哀想だしな…｣
その場にいる全員が納得したようだった。
そうなれば、明日から動き出しだ。…
ﾘ｢…今日は解散にしよう。それから…しばらくレッタがここに滞在することになるだろう。お前ら、仲良くしろよ｣
｢｢｢｢了解、リーダー｣｣｣｣
……今日はここで解散となった。
…はずだった。
ﾘ｢……カルメラ、少し残れ｣
『え、あ、う、うん……』
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めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» うひゃぁありがとうございます！！！高校が通信制でして、結構暇してるんですよ……笑トリップ物ほぼ初めて書くのでたぶんめちゃくちゃですが、また読んでください(*´∇｀) (2019年11月12日 16時) (
レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - お久しぶりです！最近凄いはまりました！(笑)更新がいつも速くて凄いと思います！今度トリップ物もやるんですね！お揃いですね(笑)頑張ってください！！応援してます！ (2019年11月12日 13時) (レス) id: 5cdf8a1e1f (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» そんな面白いだなんて……！オリキャラ出しすぎて、原作者様に申し訳ないぐらいなんですけどね…笑ありがとうございます！！ (2019年10月21日 7時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - 初コメ失礼します！！ストーリー面白いですねー！私も暗殺チームの小説書いてるんですが、オリキャラの設定をこんなに細くできるって尊敬します……！これからも頑張ってください！更新楽しみにしてます！ (2019年10月20日 23時) (レス) id: 9dd7ab0bcd (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 翠木さん» ありがとうございます！！頑張って投稿します！笑 (2019年10月19日 17時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めだま | 作成日時：2019年10月17日 10時
