[文豪ストレイドッグス] 未完成の短編集

[芥川龍之介]　貴女という人は。(ﾀﾋネタWARNING) ページ33

嗚呼、貴女に会いたい。

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『ねぇ、此にお願い事書いて』

そう言って、貴女は短冊を渡してきた。

「･･････何故、ですか」

『いや良いじゃん、マフィアに可愛いものがあってもさぁ･･････

Don't you think so?』

『はぁ･･････』

いきなり英語を使われても困る。

･･････というか、明後日は七夕か。

そして貴女は、

『Do you understand?

じゃ宜しくね、また明日取りに行くよ!!』

と言って、駆けていった。

何を書けばいいんだろうか。

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『芥川君、書けた?』

「どうぞ」

そう言って、僕は短冊を渡す。

それを見た一瞬、貴女は目を見開く。

しかし、それが嘘だったかの様な笑みを見せ、

『有難う、芥川君』

そう言って立ち去った。

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あれから、1年と1日。

貴女はあの日の次の日に、死んだ。

その日は雨の日だった。

僕を置き去りにして。

刃物で刺された位で。

人間とは、脆い物である。

今日は貴女が死んでから1年。

1年前は泣けなかったが、今なら泣けるだろうか。

僕の家の床が濡れていく。

僕の部屋では、笹と短冊。

ある1つには、

「僕がAさんをずっと愛し続けられますように」

もう1つには、

『I want to love Akutagawa forever』

と書かれていた。

それらが風に舞い、貴女の短冊だけが落ちた。




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英語間違ってたら言ってください･･････!!

そして七夕ネタ!!

私は今シーズン3枚位書きました･･････

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