こいつ、私の上司です。2

第51話 ページ2

はあ………









なにやってんだろ。









怒りに任せてオフィス飛び出すとか






____ガキ…なのか？


うぅ……泣


否定できなくて泣ける。









.









.









というか。









と、いうかですよ。









「え、まってここどこ？」









え、バカだバカだどうしよう……!!!!







そうだよ、なんも考えずに走って来たから



ぜんっぜんどこにいるかわかんない!!!









「ち、地図地図……」






地図パネルみたいなのないかな………









なさすぎて

また泣ける。









ひっそりとした住宅街。







誰もいない。









そして後ろから迫る数人の足音。









____え？





足……音…………？









.









.









『君、こんなとこでなにしてんのー？笑』







『え、なになにめっちゃかわいいじゃん。』







『誰もいないよーなとこに1人でくるとか笑』








『少しくらい危ないとか思わないのー？笑』







ちょっといきがってる若い男の人たち。





ってだけならいい。





けど____






この人たちは危険な匂いしかない。








「や、あの…………」








『ねー、名前は？』






「え………あの……」







こ、こここれ逃げるべきよね？！






「ひゃｯｯ……」





黒髪をカッコよく整えた、リーダー格の男の人が


肩に手を回してきた。









「ちょっと……やめてくださいｯ………」









すると、その男の人は意地悪く笑いかけてくる。





『んー？名前も言えねーのー？

言わないんだったら、どーしよっかー？笑』









「な、名前は……ｯ____」






こ、こわい……言ったらどうなるんだろ




言わなくてもどうなるんだろ____。









『名前はー？』









.









.









.









？「その手離してくんね？


俺の女に触んじゃねーよ。」

第52話→←時間がないので。汗

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