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夏の日22 ページ26
Aside
成亮、ごめんね
なんて、今の精神状態で言えるはずもないし
もちろん、目のことだって。
「そんなに簡単じゃないよね…」
見えないことが恐怖なんじゃない。
分からないことが恐怖なの。
成亮の目が、成亮の口が、成亮の手が
どんな風に動いててどんな風に私に触れるのか。
それが分からないことが寂しいの。
「成亮、ごめんねっ…」
左目から流れだ涙は、頬を伝って床に落ちた。
寂しいの、、この世界が。
薄暗く見える、この世界が。
綺麗に鮮明に最後に見たのはいつだったんだろう？
もう、覚えてないくらい前。
ほんとは、成亮と和くんと別れる前からずっと。
ふわふわとした、薄暗い世界で私は暮らしてた。
また、床に涙が落ちる。
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りりあ - とっても良くてキュンキュンしました！私もあなたと同じ受験生です！お互い頑張りましょう！受験頑張ってください！ (2018年10月20日 21時) (
レス) id: b61531f369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻増ちか | 作成日時：2016年7月25日 19時
