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望とは何回もキスをしてるのに、崇裕とのキスに身体が追い付けなくて、足の力が抜けそうなのを崇裕がグッと抱き寄せた。
唇が離れる頃には私の体重のほとんどを崇裕が支えてくれている状態だった。
崇「望くんとしてるんちゃうの？」
「……うるさい、」
崇裕は私を抱きしめたまま話すから、顔の距離が近くて真っ直ぐ崇裕の顔は見れなかった。
崇「昔と…変わってへんな、」
「私だって変わったよ。」
崇「変わってへん。
ぷにぷにのほっぺも、ちっちゃい口も、細い首筋も、可愛い耳も…全部変わってへん。」
「ちょっと崇裕っ…！」
崇裕は私を泣きそうな目で見つめながら、崇裕の細い指が私の頬をそっとなぞる。
……泣きたいのは、私だよ_________
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「私は…別れてからもずっと好きだった……
けど…そばに居てほしい時に居てくれたのは、望だった。」
崇「…せやんな」
「いつか会えたら、とかもしかしたら嘘だったんじゃないかって期待してた私がいたのが悔しかった……っ」
崇「…ごめん。」
「散々振り回されて捨てられたのは私だよ？
……泣きたいのは、私…だよ、っ」
崇裕は もう泣いてるやん って言って、私を強く抱きしめた。
望よりも細い体を強く抱きしめる勇気は、私にはもうなかった。
崇「ほんま俺アホやわ……」
「……バカ」
崇「バカってお前…、っ！？」
崇裕の話を遮って、私は背伸びをしてから崇裕の頬にキスを落とした。
驚いてる崇裕はものすごく目を広げて、私を見つめた。
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「……でも、そんなバカを今でも好きな私も相当バカなのかもね。」
私がクスッと笑うと、つられるようにして崇裕も笑った。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
