-32-『命が危ないッ』sideシスコン少年 ページ33
そんなわけで…………姉さん…
僕はこの教会で(イヴさんと神父様から)パシリをさせられています
二人には一応感謝しているのですが…
イヴさんの好みは変だし
(スーパーゲル状デロドロンドリンク愛飲
スーパーゲル状デロドロンドリンクとは１本５０００キロカロリーを誇るゲテモノドリンクである。
カロリーゼロ版も存在するが、それと関係なくまずい)
神父様に至っては仕事すらしていません
あと、山田呼ばわりだけは何とかしてほしいです
「……神父、ざんげ室」
「え？」
いきなりシスターさんが言葉を発したかと思えば…ざんげ室？
「ちっ、誰が神父だコラ」
「お前だお前」
「コントしなくていいから」
これコントなのか！？
あ、神父様がざんげ室に入った
『何の用だ？』
…声が聞こえる
このとき、僕は思ってもみなかった
僕がいることでああなってしまうなんて……
因みに捕捉すると、ああなってこうなってそうなるんですがねー…
と、現実逃避みたいなことをしていると
『アダムっていう神父を殺しに来たんだが…ここにいるかい？』
ゑ？
「「「！！」」」
「…あはは」
シスターさんが乾いた笑いを……！？
ていうかまさか…
「まさか…シメオンの一味！？」
「いかん！！もうここがかぎつけられたか！！」
神父様とシスターさんと僕の命が危ないッ
「神父様！！知らないって言ってください」
「そうね。メンドウはごめんよ」
しかし、
「あ？」
神父様は隣に座っていたであろうシメオンの一味(？)に向かって蹴りを繰り出した
ざんげ室が壊(さ)れた
「アダムは俺だ」
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(ry」
「あのバカ」
…ていうか神父様格好つけた感じであんな風に言ってたけど
「………ひひッ」←ざんげ室壊しやがってどうすんの？って思ってる
後ろで黒い笑顔を浮かべたシスターさんはどうするつもりですか？
-33-『いや、一応仲間だけど』→←-31-『すべてが重く感じた』途中sideシスコン少年
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作者名：軍時 | 作成日時：2015年3月25日 22時
