マヨ恋

写真 ページ17

沖田｢旦那、大変なんですよ｣



銀時｢勝手に入ってくんなよ｣



づかづかと中に入り込み、銀時に何か写真のようなものを渡した。銀時が少しだけ顔をしかめたように見え少し気になってしまった。



チラっとその写真を覗くと見覚えのある光景が映ってる。




｢……なにしてくれてんの｣



そいつはニヤリと常人の笑い方ではない不気味な笑いを見せた。




沖田｢ただ面白そうなところに出くわしたんで撮ってやっただけでィ、土方のヤツの買い物を張り込んでてよかったですぜ｣



｢出くわしてないじゃん｣




写真には私と土方くんが買い物から帰ってきて万事屋の前。そう、あの時土方くんに頭を撫でられていたところだ。少し顔が赤くなっている私がバッチリ映っている。




沖田｢俺が間違えてその写真屯所中にばら撒いちまって。副長に女が出来たってずっと大騒ぎしてて面白かったんで知らせてやらァ。ちなみに土方にもその写真あげときやしたよ。四葉A｣




｢それ完全にお前のせいだよね！？てか絶対わざと！！！それに何故私の名前を！！？｣




つっこみたいことが多すぎて混乱してきた。新八くん助けて。



一つだけ言えることは、こいつは面倒臭い。

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