マヨ恋

可哀想 ページ15

｢…本当に？｣



あんな優しく仲良くしてくれた土方くんが……
マヨ友第一号どころか私がリア友第一号だったらかなり土方くん可哀想すぎる。もっと仲良くしてあげないと。



銀時｢多分リア友第四号くらいじゃね？｣



｢あ、よかった｣



第一号じゃなくて一瞬安心したが私が第四号となると土方くんは今まで三人くらいしか友達がいなかったことになる。




銀時｢あいつの友達ってもゴリラとドSと非常に嫌だけど俺くらいだしな｣




｢うわ、可哀想すぎる土方くんが｣




銀時｢…それ俺のことも罵ってる？？｣




もちろんと返してあげると銀時は少しいじけたように口をとんがらせた。




しかも三人中一人は動物だ。ドSくんはドSでもまともな人間だと是非信じたい。それにしてもあと一人が銀時の時点で終わっている。





｢今度マヨネーズ持って遊びに行ってあげよ｣




今年1番可哀想に思えた人物だ。
下手したらこの前公園でダンボール被って寝てたマダオよりも可哀想。




銀時｢言っておくが別に土方くんはぼっちな訳じゃねぇぞ、友達と言える人が少ないだけだ。あんなんでも鬼の副長だからな｣




｢やっぱり私鬼の副長と友達とかすごいじゃん｣




銀時の目を気にせず一人でにやけていた。

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