―対人恐怖症― ―N×S―part２ (ページ4)

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■―２９― ページ4

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それから、制服に着替えて

和とベットに寝転がったり

ちょっとワチャワチャしてるうちに

８時半になって、食堂へ行った

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食堂に行くと、やはり

時間が時間だけに、人は少なかった

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僕と和は、少し急いで、朝ご飯を済ませて

一旦部屋に戻り、カバンを持ち、学校へと向かった

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翔「ねぇ………本当に大丈夫かな…」

和「もー、そんなに心配しないの！大丈夫だよ」

翔「…誰も、意地悪とか…してこないかな？」

和「ここには…そんな人は絶対にいないよ………」

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和の事は信用してるけど

でも…その言葉は、信じていいのか

ちょっと、半信半疑だな……………

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僕は、和としっかり手を握って…歩いた

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ゆっくりと歩いていたつもりなのに

あっという間に学校に着いてしまった

そりゃあそうだ。だって、学校と寮は、近いんだから…

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どんなにゆっくり歩いても、五分もかかるか

かからないかくらいだ

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ゆっくりと…校内へと入っていき

そして………あっという間に、自分の教室の前に…

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翔「着いちゃったね………」

和「だね………さっ、入ろうか」

翔「っ………………………………」

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普通の人からすれば

きっと…どうって事ないんだろうけど

でも…僕からしたら、この中に入るのは、勇気がいる

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あっ、ヤバイ………体、震えてきた………

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