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第31話 ページ31

ゴ「茉林…キミはこことは違う世界から来た、と言っていたね?」

茉「うん…」

ゴ「ということは、ゴウセルに会ったのは今が初めてなのか」

茉「そういうことになるね。

あっでも…」

そういえばさっき、丘人に言われて気が付いたけれど。

確かに光都とゴウセルの魔力は凄く似ている。

茉「ゴウセルと似てる魔力を持った友達がいるんだよね」

ゴ「なるほどな…」

するとゴウセルは、顎に手を当てて、何かを呟き始めた。

内容はあまり聞き取れなかったけど…。

ゴ「ではその友人に伝えておいて欲しい。


ゴウセルを頼んだ――と」

茉「え?」

何で光都にそんなことを…?

ゴ「おそらくその友人とゴウセルは何らかの関係で繋がっているのだろう…ふとした時に友人がゴウセルのことを気にかけたら、と思ってな」

茉「あ、なるほど…」

何らかの関係で繋がっている、って…。

そんなことあるんだ。

私は初対面だけど、もしかしたら光都はゴウセルのこと知っているのかな。

ゴ「…伝えてくれるかな?」

茉「うん!勿論しっかり伝える!」

ゴ「…ありがとう」

ゴウセルは微笑んでお礼を言った。

茉「人形のゴウセルの方も、よろしくね」

ゴ「!…うん!」

一応、空気になりかけていた人形の方のゴウセルにも話しかけておいた。

ゴ「…お前は俺の叶えられなかった夢を叶えてくれ」

ゴウセルはそう呟いた。

ゴ「最後に会えたのがキミでよかった、茉林…キミには是非お礼がしたい」

茉「いや、お礼なんて別に…」

話が出来ただけでよかったから、と言おうとしたのだけれど、ゴウセルの言葉に遮られた。

ゴ「受け取ってくれ、心優しき友人」

茉「友人…」

ゴウセルに“友人”と言われたことが素直に嬉しかった。

ゴ「2人のゴウセルからの感謝の贈り物だ……」

すると、ゴウセルが立てた人差し指の周りに、光が現れ始めた。

茉「っ…!?」

それから、不思議な感覚に陥った。

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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時

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