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第2話 ページ3

「ん……」

どのくらい経ったのだろうか。

私はふと目を覚ました。

「あれ、私……」

私は死んだんじゃ――――


……でも、生きていたんだからいいかな。

そういう風に開き直り、私は辺りを見渡すと、

そこは見知らぬ野原だった。

「どこだよ、ここ……」

周りを見回しながら立ち上がる。

「痛っ」

すると突然、右目に違和感と激痛が走った。

だが私は気にせず、この世界を探索することにした。


1時間くらいだろうか。私は夢中になって知らない所をただひたすら歩き回った。

森を通ったり、川を渡ったり、山の近くを歩いたり……

普段こんなに歩くことはないから、とても疲れた。


そして最終的に辿り着いたのが――

「…博麗神社……?」

こんなに歩いたのに、神社一つ。

でももう歩きたくない。だから神社に入ってみることにした。

「すいませーん」

と声をかけると、

?「何だー?」

と返事が返ってきた。

そして、数秒の間の後、人影が現れた。

?「何の用だ?」

いきなり聞かれたため少し驚いたが、

「別に用なんて無いけど……」

と答えた。すると相手は、

?「そうなのか? 変な奴だな…」

と言った。

会って早々「変な奴」ですか。

ここから質問が続いた。

?「じゃあ何でここに来たんだよ」

「歩いてたらここに着いただけ」

?「なんだよそれ…というか、名前は何だ?」

「A」

魔「A、か…私は霧雨魔理沙だ!」

「魔理沙って呼んでいい?」

魔「あぁいいぜ。というか、Aって聞き覚えの無い名前だな…」

そりゃそうだ、と私は心の中で思った。

「そのはずだよ。だって私、ここに住んでないよ?」

魔「はっ?」

事実を言っただけだった。なのにこんなに驚かれた。

魔「ということはお前、外来人か!?」

魔理沙は驚いた顔で言った。

「まぁそうなるね…」

魔「そうだったのか……ちょっと来い」

魔理沙に手を引かれ、私は神社の中へ入って行った。

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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