ハロー・マイラヴァーズ1 ページ9
※石化の仕組みとかさっぱりわかんないけどこうだったらいいなーという妄想てんこ盛りです
ハロー・マイラヴァーズ
「素っ裸で森を歩いてた？んなアホな」
千空はラボで材料をならべながら面倒臭そうにした。
獅子王司との全面戦争を控えた石神村は一際忙しなかったが、その忙しなさをさらに加速させる事件がふんわりと巻き起こっていた。
「それが、俺たちもびっくりしたんだけどよ、獅子王司ってやつの手下でもなさそうだったし、何よりめちゃくちゃ弱ってて…回復するまでこの村で見てやりてえんだ」
発見者である男がしどろもどろになりながら千空に報告を始めたが、千空は報告を最後まで聞く様子もなくその後の手配を始めていた
「ルリ、みてやってくんねえか」
「はい！」
そそくさと出てきたのは村巫女のルリ。
ルリは集まってきた村人をかき分けて担架で運び込まれる少女に駆け寄った。
頼んだぞとばかりに千空はルリに目配せをしたところではたと動きを止めた。
「ちょっと待て」
初めて聞く千空の声色にあたりは騒然としていた。
「おまえ、Aか？」
担架の少女の意識はなく、くったりとしている。身体中傷とアザだらけで痛々しい。
しばらくして千空の声を聞いた少女は、うすいブラウンの瞳をまぶたから覗かせた。
「あなたは、
誰ーーー？」
「はぁーあ」
あさぎりゲンはマンガン電池造りチームに派遣されていた。マンガン電池を800個。単純だがなかなかに重労働だ。100個作り終えた段階でゲンはすでに疲労困憊だったが共同作業員のルリは謎の少女の介抱作業に派遣され、いよいよ状況は限界を迎えそうだ。
「ここ最近の忙しさドイヒー」
独り言を言いながら、担架で運び込まれたその少女を遠巻きに見た。
明らかな異変があることは火を見るより明らかだ。
「また面倒なことが起きないといいけど…」
凍りついたような顔をしてるいる千空。
メンタリストの勘は冴え渡っていた。
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たいやき(プロフ) - 小麦粉さん» ありがとうございます！何か思いついたらまた更新できるようにします！ (2019年12月16日 3時) (
レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
小麦粉(プロフ) - はしまして！全作品読ませてもらいました！凄い好みで読めて嬉しかったです。続きを待ってます！ (2019年12月15日 8時) (レス) id: 738efae2c3 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - いちかさん» こちらこそリクエストありがとうございました！感想も嬉しいです！^_^ (2019年11月29日 6時) (レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - たいやきさん» こんにちは。hとχの続き、読ませて頂きました！こんなに早く上げて頂けるとは…本当にありがとうございました！千空が自分をヒョロガリと称するの可愛いかったです笑 (2019年11月26日 14時) (レス) id: 1198a4bf74 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - いちかさん» ありがとうございます。私も学生時代に想いを馳せたつもりです！笑 リクエストありがとうございます。後ほど書いてみたいと思います！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 19c5eaa8c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たいやき | 作成日時：2019年10月24日 11時
