10 ご近所さん ページ10
「すごく丈夫な皮でびっくりです」
折れたナイフを持って猫座さんに声をかける
興味深い猗窩座の体。再生力が見たくて腕にナイフを振り下ろしてみた
最初は怖くてなでるだけだったが、全然切れないので思い切って振り切ったらナイフが見事に折れた
上弦の鬼の頑丈過ぎの皮膚に、鬼狩りのみなさんよく闘ってると胸が熱くなる
「どうしたんですか?」
凪咲が聞く
なんかね鬼って再生できるんだよ。から始まり状況説明する
「わぁー見たいです」
凪咲さんて天真爛漫というか天然というか…
「刀ならありますよ」
生前おばあさまの部屋だった所から小刀を持ってきた
見せてもらうと小刀ながら重い
鞘から抜き出すと光り輝き、もの凄い重厚感
「凄い刀ですね。名のある方の名刀なんですか?」
「たしか、日輪刀って言ってました」
「え」
「鬼狩りの刀か」猫座さんも少しびっくり
「なんで日輪刀がここに?」
「お祖父様とお婆様が二人で暮らしていた時に、護身用にとご近所の煉獄さんが持たせて下さって。鬼が出たら必ず助けに来るが、万が一来るのが遅れたらこの小刀で…〜〜〜…
まままってまってまって
情報量が多くて。
凄い名詞をぶっ込んできた
煉獄さん⁉︎ご近所?
なおも喋り続けている凪咲に、身を乗り出し
「凪咲っさんっ!」
「はい?」
「ご近所の煉獄さんって?」
「あ、なんか鬼を狩るお仕事をされてるみたいです」
「近くなんですかっ⁉︎」
「はい。そこの角を曲がった所ですよ」
勢いよく立ち上がり
「ご挨拶に行きましょう!」
「Aちゃん鬼だから頸斬られちゃいますよ」
「た、確かに」
もっともな事を笑顔で言う凪咲さん。
がっかりしていると
「おい、彼岸花行くぞ」
お構いなしに指示する猗窩座さんに従い夜の山に出向く
そしてそれは突然訪れた
めっちゃ遠かった目的地。にも関わらず全く疲れてない。猗窩座さんホント凄いですっと改めて感心した。
「食事の時間だ」
「誰のですか?」
「オマエに決まってるだろ。鬼狩り共を喰らう。行くぞ」
「お腹空いてないです。食べないですよ!」
>>>
現地に着くとそこには横転した列車が蒸気を吹き上げ横たわっていた
見た事ある光景、これはまさか…!
紛れもない劇場版無限列車の1シーン
ガチで見れるの?いいの?仏壇にご挨拶したから?おばあさま、ありがとうございます!
列車の周りにいる人々、離れた場所には…
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りた(プロフ) - 生粋のまよらーさん» 読んでくださりありがとうございます!煉獄さんへの反応とても嬉しいです!黒いのもうすぐ食べます。更新頑張ります! (2023年1月5日 12時) (レス) id: 758a244466 (このIDを非表示/違反報告)
生粋のまよらー(プロフ) - ま、待ってください!!煉獄さんがかわいすぎる…!?!?緑の彼岸花で猫座さんってことは黒だと何になるんだろう🤔とても面白いです!!更新頑張って下さい!! (2023年1月4日 23時) (レス) @page40 id: 3e4069aada (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 彩豊さん» こんにちは!お話を読んでくださり、嬉しくなったコメント、気遣いまでして頂きありがとうございます!更新頑張ります!応援ありがとうございます! (2022年11月2日 8時) (レス) id: 758a244466 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろいです!猫座さんのネーミングwwwwwwこれからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください!応援してます☆彡 (2022年11月1日 21時) (レス) @page37 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - ココ丸さん» 読んでくださりありがとうございます!煉獄さんとの絡みはちょっと先ですが、ご期待に添えるように(不安)頑張りたいと思います!応援ありがとうございます! (2022年8月18日 20時) (レス) id: 758a244466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りた | 作成日時:2022年8月9日 11時