13 柱・音柱 ページ13
今日は何処へも寄らず途中までカナヲと帰る
向こうからやたらデカくて派手が歩いてくる
鬼?と小さく呟いた
鬼はカナヲの前で立ち止まり
「胡蝶の継子じゃねーか」
横にいる私をチラッと見る
鬼ではなく人間だった
カナヲの知り合いみたいだ
「あー おまえらか、隊 騒がしてる
4
帰った。後の二人は知らない。
と頭の中で応えた
「おまえも喋らねーのか? あ?」
がしっとアゴを掴まれ顔を上げさせられた
「派手な顔してやがる」
あなたの方が 十分 派手です
「おまえ 俺を鬼と思っただろ」
ばれてる と頭の中で思った
掴んでいた手をアゴから放し、
人差し指を顔の前に指す
「俺は 派手を司る祭の神だ」
と言って去って行った
鬼でもなく人間でもなく個性強めの神だった
「今の神、誰?」とカナヲに聞くと
「音柱」と応えてくれた
音… 鬼と呟いたの 聞こえたんだ
次回、中村 石原、両 PTA に
祭の神に会った。と報告すると
顔を青くし次に赤くなり
「柱への対応について」
丁寧かつ強く 指導された
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作者名:りた | 作成日時:2021年4月18日 3時