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ほらほらあーんって待ってる京本くんに
仕方なくスプーンを口まで持っていくと
京「ん〜!うまい!」
目をギュッと瞑り味わってる京本くん
それから少し無言でパクパク食べていると
京「あぁ!!そういえばさ!」
って突然おっきな声でなにか思いついたように
京「これってさ、間接キスだよね」
ってニヤッと笑いながら言う京本くん
その言葉に体が芯から熱くなってくる
京「あっれ〜?Aちゃん顔真っ赤だよ?」
いたずらに笑う京本くん
『べ、別にそんなことないよ!』
ほんとかなぁ〜って茶化してくる京本くんは
京「ふふっAちゃんって嘘下手なんだね?(笑)」
そう言ってまた笑って見せた
『お、お、お手洗い行ってきます!!』
このままじゃ心臓が飛び出ちゃうと思った私は
思わずトイレに逃げ込んだ
『うっわ、ほんとに真っ赤じゃん、わたし』
鏡の前にたった自分に驚く
菜々が見てたら絶対りんごってバカにされてたな、
この場に菜々がいなかったことを心から感謝する
少しでも赤い顔が戻るようにって顔を洗ってみる
まぁ、最初よりはましかな
よし、と自分に喝を入れ席まで戻る
いろんな人たちがいるのに京本くんだけが目立ってる
そう感じるだけかもしれない、けど
私には透き通った金髪の君が光って見えた
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cono(プロフ) - 愛実さん» 愛実さんありがとうございます!!この先のストーリーが愛実さんの想像通りになるか……乞うご期待と言うことで!(笑)これからもよろしくお願いします!! (2020年4月23日 17時) (レス) id: 7c6836be37 (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - 初めまして,最初の時からずっと読ませて頂いています!題名が京本くんなのに今はジェシーばかりなのでこの後を自分で想像しながらずっと読んでいます!更新楽しみにしてます! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 32ae90d410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cono | 作成日時:2020年4月7日 3時