ねぇ、京本くん。

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色々ありながらもやってきたお昼休み


机に自分の分と京本くんの分のお弁当を出すと



松「お前2つも弁当食うの？」


なんて北斗に笑われた



『そんな食いしん坊じゃないです！京本くんのお弁当だよ』




松「なんで京本の？」



京「俺が作ってって頼んだの！」



どこからかひょっこりでてきた京本くんに



ふ〜んって冷たく返す北斗



『あ、京本くんはいこれ』



青い袋に包んだお弁当を渡すと


うわぁって目をキラキラさせる京本くん




どっかで見たことある顔だなって思ってると


頭に思い浮かんだオムライスを見る京本くんの顔



京「開けていい？！」



『どうぞ(笑)』



宝箱を開けるかのようにゆっくり開く京本くん



京「うっわぁ！トマトいっぱいだ！唐揚げも！卵焼きもある！」



蓋を持ちながらぴょんぴょん飛び跳ねる


これも昨日見たな…



京「いっただっきまーす！」



『いただいちゃってください』



どれにしよっかなってうきうきしながら選んでる京本くん



森「うわきょものめっちゃ弁当うまそうじゃん！！
Aちゃんが作ったの？！すっげ！」



京「いいだろ〜！あ、！お前絶対取んなよ！」



いつの間にかやってきた慎太郎くんから

必死にお弁当を守る京本くん



てかきょもってなに！いつの間にそんな仲良くなってたの！


なんてその光景を見ながら思ってると



菜「A…お弁当の作り方、教えて！」



『え、急にどしたの？(笑)』



そう聞くと私も慎太郎くんに褒められたいからって



菜々単純だな。

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