五十六話 ページ18
〜審神者部屋〜
莉那「全く、貴方は。本当にビックリしたんだからね。普通、熱がそこまである人なんていないんだから」
夏樹「いないんだ(--;)」
晃太「まあ、人によるけどな」
莉那「全く、後で厚にもう一回謝りなさいよ」
夏樹「はい(-｡-;」
晃太「ん？そう言えば、髪紐白から、緑に変えたんだな。しかも赤の珠付き」
夏樹「えっ？あっ〜、これ？厚が選んでくれた」
莉那「厚が？へぇ〜、センスいいなあの子」
夏樹「扇子？」
莉那「まあ、そこは置いといて。夏樹は熱中症の事もあるから、一週間はゆっくり休むこと、わかった？」
夏樹「了解」
夏樹side
一週間の休みか。それまで何してよ。誰かと手合わせとか、できないし。暇だな〜。どうしよう。そう思っていたら、
ｶﾞﾗｯ
「夏樹〜。いる〜？」
夏樹「！？桜！？」
「私らもいるよ」
夏樹「楓、冬菜まで」
何故か桜達が部屋に来た。
夏樹「どうしたの？急に」
桜「大将から夏樹は一週間休む事になった〜って、聞いたから、夏樹の暇潰しになりに来た」
夏樹「あっ、そう。っで、厚は？」
楓「厚は出陣」
夏樹「そう」
冬菜「所で夏樹。今暇でしょ？主から室内でできる遊びを教えてもらったんだけど、やらない？」
夏樹「室内でできる遊び？」
楓「折り紙とかカルタとかそう言うのだよ」
桜「あと、とらんぷ？っていうのも」
夏樹「へぇー、なんか面白そう。やろう」
冬菜「じゃあ、まずは折り紙からね」
そう言いながら、アタシ達刀剣女士は、そのまま室内でできる遊びをやり始めた。
桜「よし！できた」
夏樹「えっと〜、それ、何？」
桜「これ？鯛」←
夏樹「ただ、ハサミで魚の形に切っただけに見えるのは私の気の所為？ていうか、無駄に器用ね」
桜「ていうか、そう言う夏樹のそれは何？」
夏樹「何って、小石？」
桜「いや、それ、ただ小さく丸めただけじゃん。不器用か」
楓「ていうか、二人がやっているの、折り紙らしさがないね」
夏樹「そう言う楓はさっきから何一つ折れてないじゃん」
楓「うっ」
冬菜「まあまあ、人には得意不得意があるんだし、そういうのは気にしたら負けよ」
桜「って、滅茶苦茶立体感のあるものを折っている人に言われたくないよ！何？なんで折り紙一枚でそんな立体感のある物ができるの！？」
夏樹「ある意味、才能だね」
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KICU(プロフ) - ありがとうございます！楽しく読んでくださっているのであれば、私はとても嬉しいです。続き、楽しみしていて下さいね♪ (2020年3月17日 3時) (
レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
薬研雪那 - 読んでいると大将組皆が仲良くやっているのが目に浮かんできて楽しいです！続きを読める事を楽しみにしています！ (2020年3月17日 2時) (レス) id: 7c350e0541 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - ありがとうございます。これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2019年8月10日 1時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
ユリの花(プロフ) - 更新お疲れ様です。このお話とっても好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年8月10日 0時) (レス) id: 8e2450761d (このIDを非表示/違反報告)
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