ｒａｎｄｏｍ l o v e

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一人きりで帰る。









いつもなら、裕くん、迎に来てくれるのに






別に、いいもん。






私悪くないもん






私って可愛くないんだ。素直じゃないし


可愛げないからもう、飽きちゃった？、

そんなの、やだよ。



弱虫なの。誰かそばにいないと


笑えない。


一目気にせず涙流してる自分


みっともないよね。



裕「ばか。」



背中に感じるぬくもり


なんで？裕くんいるの？


デート無理って…。


「……裕くん？」


裕「何一人で泣いてんの？」

優しい


裕くんの声

「だって」


裕「なんで俺が浮気してるって思ったの？」


すぐに怖い声に戻って


「見たの。レストランで裕くんと
女の子ご飯食べてるところ」




裕「ふふ」




「なんで笑うの？ひどい」




こっちは真剣に悩んでるのに。





裕「あれ、俺の妹なんだけど？」





「えっ？はっ？妹？」



裕くんに、妹なんて聞いてない。




裕「そ。彼氏に振られたとか言って俺んとこ来てさ。」



「今日デート無理なのは？」


裕「サプライズしようと思って」



「なんの？」



裕「はっ？え？覚えてないの？」





「なにが？」



裕「Aのが最低じゃん、
……一年記念日」


「え？そうなの？」



裕「ひっど」



「え、あ、違うの
毎日幸せ過ぎて忘れちゃっt」



なんて言い訳する私の口塞いだ。


裕「家帰ったらお仕置きだからね？」



「えっ///」





今日の夜は甘く甘くなりそうです。





end二人だけの秘密の海

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