ｒａｎｄｏｍ l o v e

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「うわぁ」


着いたのは
まだ咲き始めの綺麗な桜が見える場所


「……どう？」


「すごい。すごいよ？
ほら、太輔、写真撮ろうよ？」


目大きく開いて
輝いた目で訴えてくる

二人でカメラ映って
このまま時が止まればいいのに


Aといたら
常にそんなこと思ってる


ずっと
そばにいたいから。


「綺麗だったね、桜」


着くの遅かったし
当たり薄暗くて

あんま、知らない場所だから
早く旅館に戻った

明日はね
色々巡る予定。


「晩御飯の前にさ風呂はいろっか」


お待ちかねの
露天風呂

Aに見せてあげる


「え？露天風呂？
ついてたの？」

「ついてたみたいだわ。」


言ったら
俺の方睨んで


「始めっから知ってたでしょ？
やだ、スケベ太輔」

「さぁ？
男はみんなスケベなの。」


「開き直ってもダメ
やだ、入んないもん
一人ずつね？」


駄々っ子Aだ。
めんどくさいわ(笑)

「せっかくの旅行じゃん？
Aと離れんの嫌だし…」


言ったら顔真っ赤して
俯いちゃった

「太輔から先に入ってね？
後で私も入るから」

耳まで真っ赤。
ほっぺにキスして

着替え持って
露天風呂入る準備した。

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