太輔くんとの色んな恋。

旦那様の出張 ページ10

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｢なんでって…。笑顔で見送りたいから…。｣



｢どう言う意味？｣


｢太輔、優しいから私が寂しそうにしてたら、心配するでしょ？｣


｢当たり前じゃん｣


｢ほら。仕事集中出来なくなっちゃう｣









ね？って、太輔をリビングの方向に向ける


パスタの麺伸びちゃう









｢分かったよ、大人しく待っとく｣







イジけちゃって、ほんとーに可愛い。


ソファで、クッション抱きしめて


テレビつけてる。







クッションになりたーーい！







ダメだ、我慢。


後もう少しで太輔のすきな


パスタの出来上がり！









｢太輔！できたよ？｣



｢ん、うまそ。｣




｢｢いただきます。｣｣









二人で手を揃えていただきます。



美味しいって、



優しい笑顔の、太輔







あーあ、なんだか寂しくなっちゃった。


二日間、耐えられるかな。





太輔、仕事先で


浮気とかしないかな、


それはないと思うけど…。









｢何考えてんの？｣



｢え？なんにもだけど｣



｢嘘、不安そうな顔してる｣



｢え？そう？｣



｢寂しくなっちゃった？！｣









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