398 二度目の花火 ページ18
「どうかな…//」
昨年の夏ぶりの着なれない浴衣
みっくんと来た2度目の花火
ミツ「馬子にも衣装」
「はぁ?//なんでよ!//」
みっくんが
着てほしいって言うから来たのに!//
てゆーか、それ、前も言ってたし//
ミツ「嘘嘘笑
おキレイですよ♪
おじょうさん♪」
なんかうさんくさい言い方
って、プンってすると
ミツ「その顔も可愛い♪」
平気でそんなこと言うから
なにそれ//って、タジタジ
みっくんってこんなに
あまあまなキャラだったっけ?//
ってなってると
ミツ「いこーぜ」
って、手を引かれた
人混みの中、繋がれた手
みっくんと付き合ってるんだって実感する
思い出すのは昨年みんなで行った花火大会
あのときもみっくんとふたりで歩いた
私の気持ちを知っていた太輔が
はぐれてくれたんだっけ
一年前か
太輔と想い合えていた時間はとても短かった
…。
「あれー?お兄ちゃん!
この前、会ったよね?」
出店から声をかけてきたのは
ミツ「…。」
…。
ミツ「あ!!悪徳おばちゃん!」
「悪徳とは失礼ねー笑」
悪徳…
あ、昨年指輪を売り付けてきたおばちゃん!
「したの?結婚?♪」
「え//」
相変わらずズカズカ人の中に入ってくる
ミツ「結婚って笑
おばちゃん
俺らまだ付き合い始めたばっかりだから。」
「そうなの?あら、私の勘違い!?」
ミツ「まー
いつかは結婚したいと思ってますけどね。」
さらっと言うから
思わずみっくんを見る
…//
「そうなの?
じゃあ、丁度いいわね♪
この指輪とか…」
店先に並ぶ小さな指輪を指指そうとすると
ミツ「あー、今回はいいです。
次はダイヤって決めてるんで。」
軽くかわすと
残念そうなおばさんを尻目に歩きだした
ダイヤの指輪…
ミツ「本気だから。
今すぐじゃないけど、いつか…」
少し照れたようなみっくんと目が合う
いつか…//
大好きなみっくん
ずっと大好きだったみっくん
夢のような言葉にニヤケそうになると
ミツ「あ、でもまた花嫁修業しなくちゃなー。
お前の料理の腕はまだまだだからなー」
からかうように笑った
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Cuz(プロフ) - はるかさん» 作者の方ではなくて申し訳ないです、、、!ももさんの小説リストを辿ってみてください!続きありますよ! (8月26日 6時) (レス) @page50 id: 0671d0725c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気に読みました。続き気になります。続きを待っています。 (6月15日 12時) (レス) @page50 id: a5101dca74 (このIDを非表示/違反報告)
c(プロフ) - 藤ヶ谷くん思い出してください、頑張って涙!そして主人公ちゃんが藤ヶ谷さんをまた受け入れてくれますように、、 (2020年4月19日 4時) (レス) id: b90a326d63 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - またお別れしちゃうのかな?切ないけどそんなお話もいいものですね。楽しみです。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: e3c85a4b1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 切なくなってきました。主人公は、みっくんと結ばれないのかな…(涙)どうか、二人を結びつけてくださいm(__)m (2020年4月10日 22時) (レス) id: c093b1f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2020年3月27日 20時