1249 Fsaid 舞台 ページ6
太輔said
2月に入ると
年末から決まっていた
俺の座長公演の舞台が始まった
地方公演も含めて3週間程を
予定していた舞台も東京公演を残すところ
あとわずかというところまできていた
【明日、舞台見に行きます!】
前日に連絡をくれた良亮を公演後
関係者として楽屋に通した
良亮「お疲れ様でしたー!
藤ヶ谷君
もうメチャクチャかっこよかったー♪」
楽屋に入ってくるなり、興奮気味の良亮
「あ、そう?(笑)
かっこいい役柄でもなかったんだけどな(笑)」
俺が今回演じたのは嫌なことから
とことん逃げるひきこもりの役……なんだけど
ま、いっか(笑)
良亮「俺、舞台とかほとんど見に行ったこと
ないんですけど、すごいんですね!
御手紙とか!」
近くに置いてあった手紙の紙袋を指差すと
「あー、うん。
いつもファンの子たちがくれるんだ。
1日で、だいたいこれぐらいかな。」
良亮「すげー♪さすがアイドル!
ちょっとだけ見てもいいですか!?」
興味津々という様子の良亮に紙袋を手渡すと
すげー!とかって言いながら
数々の封筒を眺めている
「ここに来て、人の手紙見てる奴初めて(笑)」
良亮「え、あ、そうですよね。
すみません。
見たことなかったから」
焦ってテーブルの上に置いた
「いや、いいんだけど(笑)」
いつもマイペースな奴(笑)
良亮「これ、全部読むんですか?」
「そうだね。
全部……読みたいんだけど
できる範囲になっちゃうかな。
舞台の間とか、仕事の待ち時間とか
できる限り目を通すようにしてるけど。」
雑誌とかで聞かれたら
全部読むよと答えるけど
さすがに毎回全部は読めないし
良亮「ですよね。
じゃあ、読んで貰えたらラッキーなんだ♪」
なんて、話をした後、学校があるからと
しばらくして良亮は帰っていった
夜公演までの間
楽屋で一人過ごしている時間で
テーブルの上に置かれた
ファンレターを手に取った
可愛らしい封筒、シンプルなもの
数々の手紙を読んでいく
何通か読み終わった後
何気なく目についた一通の手紙
あれ……
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fjmy - 素敵な小説を書いてくださりありがとうございました。この感動と涙とももさんに出会えた感想を伝えたいのですが私も小説並みの感想(コメント)を書きそうなので、一言でお伝えします!まさにLuv Bias!正直ボス恋よりも似合う小説(ドラマ)でした。ありがとうございました (2021年4月16日 12時) (レス) id: 5d66a7c970 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - yokonana(nanaco)さん» コメントありがとうございます☆nanakoさんに出会えたこと感謝します(^^)気ままに書き綴った自己満小説でしたが、一緒に楽しんで頂けて嬉しいです♪また新作も覗きに来てくださいね(*´∀`) (2019年5月5日 11時) (レス) id: 47a9646c5c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - カメナシ ショウさん» コメントありがとうございます☆気ままに書き綴った自己満小説でしたが一緒に楽しんで頂けて、私も嬉しいです(^^)まだ途中の作品もありますが、よかったらまた覗きに来てくださいね(*´∀`) (2019年5月5日 11時) (レス) id: 47a9646c5c (このIDを非表示/違反報告)
yokonana(nanaco)(プロフ) - 初めまして。nanacoと申します(*^_^*)私が占いツクールでキスマイの作品を読んだのは、ももさんのこの作品が初めてでした(*´∀`)新作ものすごく嬉しいです。 (2019年5月5日 8時) (レス) id: da866a5801 (このIDを非表示/違反報告)
カメナシ ショウ(プロフ) - はじめまして。この小説の存在を知って1週間。今までひたすらに読み続けてしまうくらいステキなお話でした。私はあの最終話の締め方を涙なしには見れないほど感動しました。この作品に、そしてももさんに出会えてよかったです!ありがとうございました! (2019年1月26日 3時) (レス) id: 1eacac2b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2018年7月9日 8時