105 Tsaid 図星? ページ10
玉森said
俺って何なのかな……って
ガヤでもそんなこと思うんだ
葵さんは、Aちゃんとは
正反対のタイプで、年齢もガヤより
歳上ということもあるけど
どちらかというとクールで
それでいて隙がない……
弱いところを表に出さないようなタイプだ
外に出さない……弱いところがない……
わけじゃないよな
Aちゃんも、弱いところは見たことが
ないけど、どっちかというと愛嬌があって
表情豊か……いつもニコニコしてるし
言ったら笑顔が命のアイドル……愛みたいな子
二人ともあんまり似てない……
「あんまうまくいってないの?」
ガヤ「どうかな(笑)」
俺のマジな質問に笑ってごまかした
辛いときほど一人で抱え込む
ジュニアの頃から、ガヤはそんな奴だった
兄組の中でも入所したのは一番早い……
いったらグループの中で一番先輩のガヤ
何かあっても、俺らの知らない場所で
いつも根回ししてくれるのは
ガヤとミツの二人だった
「ねぇ……ガヤはさ……Aちゃんのことは
どう思ってんの?」
葵さんのことは濁されちゃったから……
というわけじゃないけど、
なんとなく聞いてみた
ずっとAちゃんの話しか
聞いてなかったし、この3ヶ月の間に
ガヤの気持ちが少しぐらい
変わってんじゃないかって
変わってる……っていうか
葵さんと何かあるとしたら
どこかにガヤの本音があるのかも……なんて
ガヤ「え、なんだよその質問(笑)
あ、もしかして
仲良くなりすぎて情が沸いてきた?
Aのこと気に入っちゃったの?♪」
からかうように言う
「……は?///そんなんじゃないし///
確かに情は沸くけど……///
いや、そうじゃなくて!」
別に気に入ったとかじゃ///
てか、なんで俺が焦ってんだよ///
本当にいつもガヤのペース
ガヤ「はは(笑)冗談だよ(笑)
てか、もしかして図星?♪
玉ちゃーん(笑)」
「図星じゃないし!///からかうなって!」
話がそれる
ガヤ「ごめんごめん(笑)
んー。普通に好きだよー。Aのことも。」
ことも……
ガヤ「よく笑うし愛嬌がある。
それに付き合うってこと自体が初めてだから
何でも新鮮で面白いし。
でも……」
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作者名:もも | 作成日時:2017年6月20日 14時