97 あ…… ページ2
愛「あ、やっぱりそうだよね!
裕太のお友だちの……えっと……」
「Aです///」
愛「あ、そうそう!Aちゃんだ!
わ〜♪
まさかこんなところで会うなんてびっくり!!
あ、私のこと覚えてる?」
「もちろん///
愛ちゃん……愛さん……ですよね///」
愛「覚えててくれたんだ〜♪
愛ちゃんでいいよ〜(笑)
敬語も、私のが多分、年下だし(笑)」
そうやってフンワリ笑うと
雰囲気が玉森さんにそっくりだった
恋人同士は似てくるってよく言うけど
当にそんな感じ
ということは、愛ちゃんも
優しい子なんだろうなー
顔よし、スタイルよし、性格よし……
世間では特に女の子たちから、計算高い……
なんて言われてるけど
周りの評価は必ずしも
本人に由来するものではないんだと思った
突然の彩ちゃん登場で隣で驚いている彩を
彼女に紹介した
すると
愛「彩ちゃんと愛……一文字違いだね〜♪」
なんて嬉しそうに笑った
愛「二人で海?
それとも他にもお友だちと来てるのー?」
「あ……うん。えっと……///」
言葉ではなんかいいずらくて
海の中の太輔を指差した
それを目をこらすようにじっと見つめる
愛「え、太ちゃん!?」
驚いている
そりゃそうだよね……
私なんかが太輔と海に来てるなんて……
愛「あ、ごめんね。
太ちゃんが女の子と昼間に出掛けるなんて
珍しいから。
これってデート……?
この前の感じからすると
Aちゃんとだよね?」
さすが同業者
見事に見抜く
「……た、多分//」
やっぱりアイドルが昼間に女の子と
デートって、驚くようなことだよね
無理させちゃったかな……って反省する
そこへ、後ろから2人の男性が歩いてきた
そちらを振り向くと
「あ……」
同時に声を漏らす
玉「え、なんでここに?」
黒いボディースーツにサーフボードを
脇に抱えた玉森さん……
と、その横に居るかわいい男の子は
この前のパーティーで会った安井くんだった
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作者名:もも | 作成日時:2017年6月20日 14時