98 こんな顔するんだ ページ3
太輔と来ていることを話すと
玉「あ、そっかー。そういうことねー。
ガヤ、頑張ったなー(笑)」
って笑う
玉「ま、いいや。
俺らもちょっと行ってくるから
愛のこと頼んでいい？」
その言い方はいつものユルフワ玉ちゃんとは
少し雰囲気がちがくてすごく男っぽい
愛ちゃんの彼氏だった
「あ、はい！もちろん！って///
頼まれる……ってわけじゃないか」
愛ちゃんがもしよければだし……
玉森さんを見るといつもみたく
面白そうに笑ってる
安井くんと愛ちゃんも///
変なこと言ったかな……
玉「じゃ、愛。見てろよ！」
愛ちゃんを見て優しく笑う
あ、また……
こっちまでドキドキしてしまうような笑顔
玉森さん……彼女の前だとこんな顔するんだ
その後を追う安井君
安井「じゃ、俺も行って来まーす。
愛ちゃん♪……」
私と彩に視線を向ける
彩「彩です！///」
彩が先に答えると
安井「あ、彩ちゃん……」
私も名前を言おうとすると
安井「アパレルちゃんも♪」
にっこり手を振って行ってしまった
アパレルちゃんて……確かにそうだけど
そのまま玉森さんと安井さんは
太輔のところへ合流した
３人は何やら会話をしてからまた波に
乗り始めた
「愛ちゃん……一緒に座ろ？」
隣で３人を眺めていた彼女に声をかけた
愛「ありがとう♪」
にっこり笑って私の隣へ
彩「えっと……玉森さんの……
彼女さんなんですよね？///」
状況がつかめない彩
さっきの雰囲気から感じとったようだ
愛「……うん///
裕太とは付き合ってもう5年ぐらいかな///」
そう言うと敬語で話す彩に私に言ったみたく
敬語じゃなくていいと伝えた
「……五年！？」
思ったより長かったから……というか
じゃあデビュー前から付き合ってたんだ
……愛ちゃんが10代のときから？
驚いてる私を見て笑う
愛「初めて出逢ったのは
深夜のバラエティー番組だったかなー。
あの頃は私も裕太も全然だったから
少ししか出てないんだけど
逆にだから仲良くなってね……」
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作者名：もも
| 作成日時：2017年6月20日 14時
