君の隣で 12

歌に込める想い ページ7

裕太side






まずは7人で歌っている曲の紹介から始まり

ミツとガヤと俺のソロ曲の話に移った









ミツ「藤ヶ谷のソロ曲は

まずさ……タイトルは何て読むの？」









宮田「あ、知りたい知りたい！

ガヤさんのタイトルって毎回、個性的だから

聞いておかないと！」









ニカ「そうそう！俺もいつも読めないから……」









千賀「いや、お前が読めないのは表記のせい

じゃなくて、頭の問題だ！」









ニカ「あ〜？んじゃ、お前は読めんのかよ！」









千賀「読めるよ〜！」








二人の言い合い

なんか……話がずれてきてる









渉「はいはい。

子どもの喧嘩じゃないんだからさ！

で、太輔……どうぞ。」









ガヤ「あ、いい？ルナーズ……っていうんだ。

Lunaっていうのは月の女神のことで

二人の男女を表すのに複数系のS をつけたの」









ミツ「へ〜！なんか藤ヶ谷っぽい！な〜！」









俺に同意を求めるからうなづいた









ミツ「で、歌詞の聞いて欲しいポイントとか

どういうイメージで作ったのかとかは？」









ガヤ「結ばれることを許されない二人っていう

のをイメージしてるんだよね。

……ロミオとジュリエット的な。






恋愛って、みんながみんな幸せになるなんて

有り得ないって思う……。

自分が幸せになるには、誰かしら不幸に

しちゃうから……。






それでも君を愛してる

……愛さずにはいられない……っていう曲かな。






結ばれない二人の愛し合う刹那を曲に

したので、切なくも熱い二人の感情を想像して

聞いてもらいたいな……」









……ガヤとAの今の状況そのままだ

……月の女神って……









宮田「深い！さすがガヤさんだね〜！

自分が幸せになるのに、他の人が

傷つくなんて、想像できない感情だよな？」









ニカに同意を求める









ニカ「いや、俺は想像できる！

できないのは……お前だけだな。きっと」









ミツ「ちなみに……これ、

実体験がもとになってる？笑」




冗談ぽく聞く









ガヤ「いやいや……俺、そんなに苦しい恋愛とか

無理だから笑


てか……許されなくても、好きなら

連れさっちゃうかも♪」









千賀「あ〜。そういう感じだもんね！

ガヤさん」









ガヤ「おい！そういう感じって

どういう感じだよ！」









わちゃわちゃ○○っかる

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