君の隣で 12

素直な彼 ページ34

「……ちょっと！///」





慌てて胸元を隠す









裕太「だから……いつまで、やんのさ……

その反応笑」




また笑ってる


拗ねてみせると







裕太「嘘嘘……笑。可愛いよ……。

いつまでも、そうやって恥じらって？」





急に真面目顔







……///









裕太「……その方がもえる笑」







……え？







「も〜！///」









裕太「はは笑……ごめんって〜笑」








やっぱりからかわれてる///









しばらくして運ばれてきた夕食

老舗の温泉宿らしく手の込んだ会席料理だ









「わ〜♪きれ〜♪








ん！おいし〜♪」









あれやこれや手を伸ばしてはオーバーに喜んで

しまう私









それを見て、またニヤニヤ笑っている









「また、笑う〜。」








拗ねる私









裕太「はは笑。だって可愛いんだもん笑。

Aのそういうところ、俺……好きだよ？

一緒に居て楽しくなる」









優しく笑うから、なんか愛されてるな〜

なんて嬉しくなった









裕太「ねぇ、あーんして♪」








可愛く口を開けておねだりしてくる









……///







戸惑っていると









裕太「早く早く♪あーん♪」







と、更におねだり









仕方なく口へ運ぶと

パクリと一口食べてニッコリ笑った









裕太「うん♪おいしい♪もっとして〜♪」









可愛すぎる……//

これは、みんな気持ち持ってかれるわ









ダラダラと私に甘えながら食事を終えると

こっちこっちと手招きする









いつも通り、裕太の足の間に座ると

後ろから優しく抱き締められた









裕太「ねぇ……なんか、幸せ。

二人でこんなとこ来れると思わなかった」









なんだか……今日はすごく素直に愛の言葉を

囁き続ける







浴衣から伸びる私の手を握りながら話す









「うん。……そうだね」









裕太「浴衣……すげぇ可愛い……。」








首もとに顔を埋める








……///








裕太「なんか……色っぽい」







唇が首筋をなぞるから




ビクッと体を震わせた









裕太「本当に感じやすいのな……」








そう言うと浴衣の襟元を口ではだけさせ

手が浴衣の中へ入れられる








……///






その手が膨らみに到着すると、優しく包まれた









「……ん……」





久しぶりの感覚に思わず声が漏れる

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