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衝撃の展開 ページ22

それから2週間







ずっと裕太と亜美ちゃんのことが気に

なっていたけど、裕太に聞くことはできず

様子は何も分からなかった








その日も裕太の帰りは深夜になると聞いていた







ツアーも折り返しを迎え、他にも仕事は

立て込んでいたから









この日は少し早く仕事が終わり

9時には裕太の部屋に着いた








鍵を差し込むと







……?






鍵が開いている







……鍵のかけ忘れ?……泥棒……じゃないよね……







恐る恐る静かに扉を開いてゆっくりと中へ入る








すると玄関には裕太の靴と見覚えのない

女性ものの靴が並んでいた








……!








え……妹?……居ないよな。

……親戚?








なんかもうわけが分からなかった







部屋の奥から何やら話し声が聞こえてくる







裕太?……女の子の声も聞こえる






……。




……。





無意識のうちにリビングへ近付いていく






ドアのガラス越しに見えたのはソファに座る

裕太……その隣には亜美ちゃん







咄嗟に身を隠す






……何してんの……私

やっぱり……二人は








ダメだと思いながら二人の会話に耳を

澄ましていた








裕太「亜美……ダメだよ……彼氏どうすんだよ」









亜美「……じゃあ、別れたらいいの?

……だって好きになっちゃったんだもん」








そう言って裕太に近付く








顔が重なった……。今……キス……した?









裕太「亜美……。」







困ったように亜美ちゃんを見つめてる








亜美「一回だけでいいの……ダメ?」









そう言うと裕太に抱きついて

そのままソファへ押し倒した








……。








仰向けに亜美ちゃんを見上げている裕太が

体制を立て直すと

亜美ちゃんをソファに沈め上から

覆い被さるような格好になる








裕太の顔が亜美ちゃんに近付いていく








思わず後ずさる

もうその場には居られなくて急いで部屋から

出ようとしたとき、足元の何かに足が

ひっかかった









カラーン……









やばい……気付かれちゃう









そのまま急いで部屋を出て

自分のマンションまで逃げ帰った









裕太は亜美ちゃんと……

これからの転回なんて簡単に見てとれた









亜美ちゃんは……やっぱり裕太のことが

好きだった





裕太は……なんで、亜美ちゃんに優しくするの?

裕太の特別は私じゃないの?

見えない心→←妬くよ……



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英子(プロフ) - 櫻宮・玉ヶ谷Loveさん» ありがとうございます☆とんでもございません……ただの自己満足作品ですので、強引なぶっとばし展開をお許しください笑。玉ちゃん可愛そうか~笑。(´д`|||) (2015年5月10日 23時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮・玉ヶ谷Love(プロフ) - 玉ちゃんがかわいそすぎて今泣いてます>_<人を泣かせる作品を作れるなんて凄いですね…尊敬しますっ (2015年5月10日 21時) (レス) id: 18b2813121 (このIDを非表示/違反報告)
英子(プロフ) - ベルさん» ありがとうございます☆最後のことはなんとなく考えていますよ(´∇`)これから、藤ヶ谷さんとの関係が動き出します!では、「君の隣で13」でお会いしましょう(^^)/ (2015年5月7日 6時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 本当に面白いです!どっちと結ばれるのか…ちょー気になります!これからも更新楽しみに待ってますね♪ (2015年5月7日 1時) (レス) id: 88fba55d8f (このIDを非表示/違反報告)
英子(プロフ) - ありがとうございます!大丈夫!意味分かりましたよ(´∇`)私が一昔前のドロドロなドラマとかが好き……今ってそういうのないから笑。ありきたりなシチュエーションや現実的じゃないことも多々ありますが、ま、お話なのでね……ご愛嬌です☆(  ̄▽ ̄) (2015年5月6日 18時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LUNA | 作成日時:2015年4月26日 6時

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