優しい拒絶 ページ11
……一人だよって……
……俺からも連絡するって……
なんか……嫌な想像をしてしまう
フワッと体に毛布がかけられた
……。
どうしよう……。
聞いてもいい?……いや、それじゃ盗み聞き
してたってことになっちゃう……
そうこう考えている間に裕太がシャワーから
出てきた
さりげなく今、起きたように見せて
起き上がった
裕太「あ、悪い……。起こしちゃった?
今、ベッドに運ぼうと思ってたんだけど……
寝よっか。」
そう言うと私の手を引いて寝室へ連れていった
二人でベッドに横になる
……。
「裕太……。」
裕太「……ん?」
目を閉じたまま……優しく返事する
……。
……。
裕太「……どうした?」
優しくこちらを見た
愛しい……そう言っているような表情に
やっぱり電話のことは聞けなかった
「……うんう……何でもない。」
少し様子がおかしい私を優しく抱き寄せた
裕太の胸にギューっと顔を埋める
裕太「……ん?……甘えん坊なの?……可愛い」
私の髪を撫でる
裕太「A……。……キスしよっか」
……///
私がしたかったの、見透かしたような台詞
なんだか恥ずかしくて顔を上げられない
裕太「顔上げて?……キスできない」
優しく私を胸から離し、上を向かせると
そっと唇を重ねた
……柔らかい……温かい
もっと、もっと……はしたなくもそう思う
でも、すぐに唇が離れていく
フッと愛しそうに笑うから
もっとしたいって、顔で訴える
裕太「ん〜?もっとしたいの?……」
したい……な……///
もう一度、唇が重なるから
私から深くキスを返す
甘噛みするように裕太を求める
でも……またすぐに、そっと離れていく
今までだったら、そこから始まるのに……
裕太「……明日も早いから……寝よ?」
そう言うと私を抱き締めて目を閉じた
……今日も。
キスはしてくれても、すぐに唇を離し
激しくしてくれることはない
勇気を出しても、優しく拒否されてるような
感覚……
また、今日もダメだった……
別に、すごくしたいとかじゃない……。
でも、こんなにも今までと変わると不安に
なった
それに、さっきの電話……
なんだか気になって仕方なかった
901人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
英子(プロフ) - 櫻宮・玉ヶ谷Loveさん» ありがとうございます☆とんでもございません……ただの自己満足作品ですので、強引なぶっとばし展開をお許しください笑。玉ちゃん可愛そうか~笑。(´д`|||) (2015年5月10日 23時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮・玉ヶ谷Love(プロフ) - 玉ちゃんがかわいそすぎて今泣いてます>_<人を泣かせる作品を作れるなんて凄いですね…尊敬しますっ (2015年5月10日 21時) (レス) id: 18b2813121 (このIDを非表示/違反報告)
英子(プロフ) - ベルさん» ありがとうございます☆最後のことはなんとなく考えていますよ(´∇`)これから、藤ヶ谷さんとの関係が動き出します!では、「君の隣で13」でお会いしましょう(^^)/ (2015年5月7日 6時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 本当に面白いです!どっちと結ばれるのか…ちょー気になります!これからも更新楽しみに待ってますね♪ (2015年5月7日 1時) (レス) id: 88fba55d8f (このIDを非表示/違反報告)
英子(プロフ) - ありがとうございます!大丈夫!意味分かりましたよ(´∇`)私が一昔前のドロドロなドラマとかが好き……今ってそういうのないから笑。ありきたりなシチュエーションや現実的じゃないことも多々ありますが、ま、お話なのでね……ご愛嬌です☆(  ̄▽ ̄) (2015年5月6日 18時) (レス) id: 6e85dbc71d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:LUNA | 作成日時:2015年4月26日 6時