星に願いを

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裕太said




ね？って微笑む表情が、本当に優しくて





俺も見る目あるよなーって









「まぁ、Aの言うことは

その通りだと思うけど

でも、ガヤを呼ぶのは…。」







A「なんでダメなの？





だって、知って欲しい。太輔に。

舞さんのこと。






じゃなきゃ、太輔はずっと彼女を

誤解し続けて、悲しい思い出だって…

思い続けちゃうよ。







そんなの、絶対によくない。





太輔にとっても…舞さんにとっても。」









うん…それは分かる



分かるけど








「でも、まだ早いんじゃないかな。





ガヤ、今はまだ…

心の整理できてないだろうし。」






Aのこと








「こんなときに、舞ちゃんのことまで

話聞けないんじゃないかな…」








…。






A「でも、やっぱり知って欲しいの。

太輔に今の舞さんを会わせたいの」







食い下がるA









「いや、でもさ…急すぎない？」








A「お願い！

裕太にしか頼めないの！






裕太にしか…私、自分じゃ何もできないから。」







お願いしますって頭さげる









「いや、でも…




そのうち、もう少し時間おいてからの方が…。

そんなに、急ぐ必要なくない？」







会わせたい！



いや、待とうよ




の攻防戦








A「あるんだよ！」







え？

突然の大きな声に一瞬、時間が止まる







A「急がなきゃ、いけないの。」








神妙な面持ちで言うから









「…なんで？





なんで、そんな急ぐの？」







Aはもう死んでる

だから、また死ぬわけない







ここから居なくなるわけない





なのに、そんな急ぐ必要なくない？

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