星に願いを

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肩が震えてる





泣いてるの？





あの日、私が死んだ日も








「裕太…ごめんね。

悲しい想いさせて。」








裕太「もう…俺をおいて、どこにも逝くな。






頼むから…ここにいて。」






足元から崩れおちる





こんな裕太…見たことない







私は、自分が思っていたよりも

ずっと裕太の中にちゃんと生きてたんだなって






…生きていた




…。







裕太に触れようとしゃがむけど

私の腕は空をきるばかり







裕太の髪にさえ、触れられない






「裕太…ごめん。




辛い想いさせて。」







傍にいるって…言いたかった





でも言えない





だって私は




49日後に今度こそ本当に消えてしまう







この世界から



勿論、裕太の前からも








だから、その言葉をグッと飲み込んだ







私がその場をはなれても

物音ひとつしない






わたしの魂の受け皿がここには存在しないから







私は、ただ裕太の傍に

居ることしかできなかった

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