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訓練が終わった夜。



女は、男に問いました。



「お前はまだ、私についてきてくれるのか?」



味方の状況は、悪くなって来ていました。



男はすぐに答えました。



「はい。」



何故か男には、その答えがいいものに思えました。



女は、少しだけ驚いたように目を見開きました。



しかし、何も言いませんでした。



男は、そんな女を見ていました。



嘘はついていません。



今の男には、それしかなかったのです。


***


戦闘は激しくなりました。



沢山の敵が死にました。



同じくらい、味方も死にました。



部下が死んでも、



男も女も、泣きませんでした。




.

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孤独な月 - 虎の月さん» ありがとうございます。少しでも、あなたの心に響いたのならば幸いです。暫く公開しますから、良ければまた来てください。 (2020年11月6日 9時) (レス) id: 1bda2ccaaa (このIDを非表示/違反報告)
虎の月 - いやはや...こんな深いお話は始めて見ました...思わず涙が...とても心温まる作品を本当にありがとうございます。期間限定とは...惜しいものです... (2020年11月3日 15時) (レス) id: 23f1f79e2c (このIDを非表示/違反報告)
孤独な月 - fubukiさん» ありがとうございます。マジですか、嬉しいです、良かった。 (2020年10月26日 1時) (レス) id: 5a3c1aad01 (このIDを非表示/違反報告)
fubuki(プロフ) - あ………………好きです。 (2020年10月25日 21時) (レス) id: 8d00889b6b (このIDを非表示/違反報告)
孤独な月 - ビードロさん» 意味、分かりましたか?...うふふ。 (2020年10月23日 8時) (レス) id: 1bda2ccaaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:孤独な月 | 作成日時:2020年10月15日 23時

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