50時間目 ページ1
.
‐英語室‐
あのまま無言で
ただただ先生について歩いて来た
今までの私たちからしたら
異様すぎる空気感
変に緊張して
手汗ぐっしょり。
ガラガラガラ
カチャ
ドアを開けて私に
どうぞ
と言って自分が後に入りドアを閉めてくれた
加えて
鍵も閉める音も
「……ついこの間まで補習してたの
なんか懐かしいな。
A、バカすぎて
全然解けないから焦ったわ〜」
いきなり
いつものテンションで
話しかけてくる先生
戸惑うの一言
私もいつも通りに行けばいいんだよね?
「でも先生が教えてくれたから
テスト、出来ましたよ?」
「お。良かったな。
どうせほかの教科はダメだったんだろ笑笑」
「…そこはノータッチで。。。」
はははっ。
って笑う先生
ここまで来ても焦らしプレイ?
「……でも良かった。元気にしてそうで。
毎日必ずと言っていいほど
廊下で会ってたのに
あの日からめちゃくちゃ避けられてるなって。
そういう時に限ってテスト監督当たらないから
様子伺うことも出来ないし。」
「だって。」
「こんなこと俺の立場で言っちゃいけないけど
惹かれてたのかも。Aに。」
70人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Risa_ | 作成日時:2018年2月24日 12時