告白? ページ7
「宏光、お先ー」
「おー、お疲れ〜」
今日は部活もなく真っ直ぐ帰れる予定だったけど、
臨時で俺が入っている委員会の会議か入ってしまい、
しかも作業が終わるまで帰れないという状態だった。
「よし、終わり〜」
自分の作業が終わった頃には誰も残っていなかった。
「はぁ、また最後か、」
自分の手先の不器用さには嫌気がさす。
____ガチャ
『....まだいたんだ』
「うわぁ、ひびった。藤ヶ谷もいたのかよ」
誰もいないと思っていたから、
同じクラスの藤ヶ谷に急に声をかけられ、
驚きを隠せないでいると、
『....先生からの頼まれごと』
「ふーん」
『....北山は?』
名前しってるんだぁ、、
あんまり喋らないけど、仲良くなりたいなぁ、って
思っている なんか楽しそうじゃない?藤ヶ谷って。
『ねぇ、北山は?』
あ、また呼んだ。
『ねぇ、聞いてる?』
「....えっ、何?」
『だから、なんで残ってんの?って話』
「あぁ、俺は委員会。
最初はみんなで作業してたのになんか最後になっちゃった。」
「不器用って、こういう時に嫌になる。」
『....そうなんだ。』
「藤ヶ谷は器用そうだもんな。」
『....北山は0から1まで、何も始まってない
なんの型のない、なんにもないも無いところから
何かを作り出すのが上手いと思うよ。』
「おぉ、ありがとう」
『そういう所は俺にもないところだし、好きだよ、
俺は。』
「.......なんか告白みたいじゃね?」
『はっ!何言ってんの!?馬鹿じゃないの!?』
_____バタンバタバタ
「...あんな顔真っ赤にされたら、説得力ねぇよ」
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作者名:ぴえろ x他2人 | 作成日時:2020年3月22日 16時