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16-2 ページ4

大光サイド

大光「織山、暑いからさ…離れてくれねぇか(ーー;)?」

織山「嫌だ。だって俺、佐々木くんの事が好きなんだもん(^-^)」

おいおい、俺には大輝という可愛い彼女がいるんだよ(>_<)!

いや、待てよ。Loveじゃなくて、Likeの方か…?

大光「織山。今のって…」

織山「あー、好きの意味?Loveの方だけど?」

大光「じょ、冗談はよせ!俺はお前の事なんか、好きになるか( `ー´)!」

織山「冗談じゃないから。俺、本気だよ(^^)?」

そんな笑って言われても…。

幸い、俺ら以外にはお客さんは乗っていない。

こんな所、誰かに見られたり、乗ってきたらどうすんだよ!

特に、あの子に見られたら何て思われるか…(>_<)!

嫌われるかもしれないし、最悪の場合は破局か!?

頭を抱えて、顔を下に向いてしまう。

織山「佐々木くん、どうしたの?(・・?)」

大光「どうもしな…」

アナウンス『次は〜港町〜次は〜港町〜♪』

アナウンスが流れて、俺はすぐにボタンを押した。

織山「えっ、降りるの?」

大光「降りるよ!どけって!」

織山「えー、折角だから俺の家に寄っていってよ!あと、2本だから!」

大光「ここで降りないといけないんだって( `ー´)!」

織山は俺を降りさせまいと、通せんぼして行かせようとしない。

まだ、バスは動いてるし、危ないけどそんな事は気にしなかった。

織山「うわっ(>_<)!」

やがて、ピーっと音が鳴って扉が開き、

織山を突き飛ばすと、逃げるようにバスを降りた。

織山「ま、待って!僕も降ります!」

大光「なっ、織山Σ( ゚Д゚)!?何で来たんだよ!」

織山「俺の家に来てほしいから!ねっ、行こ(^^)?」

織山に腕を掴まれ、俺を家に連れていこうとする。

大光「放せって!俺、行く所があるんだ!」

織山「そんなの後でも、いいんじゃない?」

大光「断るっ(>_<)!」

コイツ、しつこい…!

俺には恋人がいるのに、こんな奴と一緒に…!

矢花「大光!?」

織山「っ!?」

大光「矢花!ちょうど良かった!織山が…!」

後ろから矢花が話し掛けてきて、驚いた織山は俺の腕を放した。

矢花「大光、大丈夫!?」

大光「おう…織山が…って、あれΣ( ゚Д゚)!?」

さっきまでいたはずの織山の姿が消えていた。

アイツ、矢花が来た途端に逃げたのか?

矢花「文化祭前に転校してきた、織山くんだよね。何かあった?」

大光「いや…でも、何か俺に積極的なんだよ…(ーー;)」

16-3→←第16話 大光の浮気?



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作者名:セーラーローズ | 作成日時:2023年3月19日 13時

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