349 玉森side ページ46
お父さん…厳しい人って話しも、お母さんから聞けた。
それには怖くなったけど／
でもAちゃんの事、すっごく大事に思ってる事も すごく伝わってきた。
…………………
ーAちゃんの部屋ー
(玉森)「Aの卒アル全部見ちゃったー！」
A「へんでしたよね。はぁ…溜息出ちゃいます。
そんなの見せなくていいのに。」
(玉森)「Aの小さい頃のクリスマスプレゼントの毎年のリクエストも聞いちゃった！」
A「妹か弟が欲しいって言い続けてた事ですよね？」
(玉森)「そう(笑)」
A「私、本当は近所の学校に通って、みんなのお家みたく妹や弟がいてって生活をずっと望んでました。
学校から帰ったらサッカーしたり近所を走り回るみんなをうらやましく感じていました。
でも私は、小学校の頃から私立だったから学校まで電車通学して…勉強ばっかして、家に帰れば家庭教師と一緒に勉強して。
妹も弟もいなくて、独りぼっちで。
自由なんて無くて。
寂しかったです。ずっと。
勉強さえできれば それでいい！っていう…
そんな環境を与え続ける両親が嫌いでした。
…お母さんから聞いたかもしれませんが、実は、私が、東京に出るのも大反対されてました。
でも大反対押し切って、一切の援助を受けず東京に出たもので。
なので実は…今のマンションに越す前はボロイ社宅アパートに住んでいました。
きっと、玉森さんなら引いちゃいますよ。
でも私にしてみれば、それでも、京都にいるよりかはマシで。
この家にいるよりかはマシで！」
(玉森)「そっかぁ。
でも、お父さんもお母さんも たくさん心配して大切に思ってるからさ、その気持ちも分かってあげなよ。」
A「うん…はい／／そうですね…。
あの…、玉森さん…今日は ありがとうございました。
嬉しかったです。」
改まって言われると照れるものがある。
同時に…守っていかなくちゃっていう責任感が…ここに来る前よりも湧いた。
…………………
A「……玉森さん？！私の話し、聞いてますか？！」
(玉森)「ん？」
A「私！子供は3人欲しいです！！」
(玉森)「／／」
A「あっ／／いや、ただの夢です／夢ですから／すみません。
もう、寝ましょう」
…………………
Aちゃん家で過ごした時間は あっという間で…
2人で東京に戻ってきた。
…………………
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もえたま - コメント完結おめでとうございます!!!1作目から読ませていただきました!!とても感動するお話で1人でウルウルしてました(笑)矛盾していますが寂しいです(笑)新作待ってますのでこれからも頑張ってください!!続編とか書いて頂ければこんなに嬉しいことはないです(笑) (2017年12月26日 18時) (
レス) id: 7cfdff6db0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!この作品読みながら泣いてしまったり初彼の世界に1人で入ってました更新されるとすごく楽しみでワクワクしながら読んでいました。でも完結になると寂しいですまた新作楽しみしてます!!! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 1599802159 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごくすごく素敵で大好きな作品だったので終わってしまって寂しいですが新作楽しみにしてます(´∀｀*) (2017年12月25日 23時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともこ
| 作成日時：2017年12月11日 21時
